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世の中にはいろんな奴がいるってことをしっかりと伝えるのが会社員先生の役割だと感じる

今回のCOMEMOのテーマ企画はすごく良いと思う!

今回のテーマは#会社員先生ができること
連載が続いている副(複)業シリーズ。今回は教育分野での話です。

COMEMOの紹介noteでも引用されていたこの日経記事は面白い。

文部科学省は8日、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した企業向けに学校の求人を紹介する専用サイトを開設した。出向、人事交流、副業などの形で、授業を補助する学習指導員や英語講師、部活動の指導者として働いてもらい、雇用維持につなげる狙いがある。

萩生田光一文科相は8日の閣議後の記者会見で「学校現場での活躍を雇用維持の選択肢の一つにする。学校側にとっても企業の知見を教育に生かす有益な機会になる」と述べた。

教育現場の活性化と同時に企業側の雇用維持に繋げる仕組みがあるとのこと、細かいところでは色々とあるかとは思いますが、考え方はとても良いと思います。

私は教育現場が色々と大変な状況であるのは分かっているものの、実際に教育現場からこれが必要かどうかという意見は聞いてみたいです。

と思ったら、岩下さんと島袋さんがご経験をお書きになっていました。

<岩下さん>
生徒さんからみれば、会社員先生は会社員ではなく「先生」でした。
会社員先生はお客様ではないという意識が双方(学校と会社員先生)にとって大切で、互いが意義のある授業を実施したいという「協働」意識を持って頂いた時、関わる全員で前のめりに運営できる。
という記述が、とても印象に残りました。
<島袋さん>
学生向けの授業とのギャップ
1)まずジェネレーションギャップ(笑)
2)コンテキスト共有が本当にゼロからスタート
3)単発授業のため、一期一会。その後のフォローもできないジレンマ

シンプルに「インプットとアウトプット」のサイクルは、多くの多様性のある視点に触れることにより、磨かれるなぁ、と感じています。

実践的な気づきがなるほどと思えますし、そしてやはりインプットとアウトプットの場数は自分を鍛える大切なのだなぁと激しく頷きました。

お二方のnoteを読んで思ったのは、教育現場では会社員先生のような人を求めているのだろうなということ。それと小学生の我が子の話からも、学校で教科を教える先生の数は限られていますし、今社会で働いている会社員の多様性と比較すると、現在教育現場にいる方のバックグラウンドは多様とは言えない印象です。

そこで、私たち会社員の出番になります。

で、私を含む会社員には何ができるのでしょうか?

会社員の方も準備が必要です。何が出来るのかという自分の棚卸しが大切だと思います。国語や社会の授業を教えるということもあるとは思うのですが、それよりも会社員先生に求められていることは、社会という広い世界で仕事をしている会社員がどのような仕事を、どのような思いでやっているのかや、何が楽しいのかといったことを赤裸々に伝えることなのではないかと感じました。

世の中には色々な奴がいるから、色々楽しいってことを伝えられるのは会社員が適任だと思うんですよね。

医者や刑事、芸能人といった目立つ職業の方々の話も良いのですが、日本の経済を下支えしている張本人たる会社員が語る喜怒哀楽ってすごく現実的だし、身近だと思っています。良い面も悪い面も含めて、しっかりと伝えることは大切だと思いました。

先ほども自分自身の棚卸しが必要になると思います。違う言葉で言うと、自分のもつコンテンツをしっかりと把握しておくことが大切ですよね。

<私のコンテンツの棚卸し>
・研究者の話
・米国留学の話
・製薬企業の話
・転職の話
・挫折した話
・黒坂図書館の話
・「知っておきたいあの話」の話
・料理・家庭菜園の話
・個人発信の話
・内資・外資系企業で働く話
などを組み合わせて話すことになりそうです。

学校の外に広がる社会には色々な人がいて、色々な仕事があって、色々な考えを持っていて、色々なバックグラウンドを持っているというのを知ることは本当に有意義だと思うんですよね。

私もそういった話を聞いた経験は学生の時にはなかったので、聞きたかったなぁと。

とはいえ、これから会社員先生をするとなると、ちょっと怯みますよね。どんなことをするのかをしっかりと学校の先生とお話しできるのかとか。まあ、お声が掛かったわけではないのであれですが。。。

教育というのは言うまでもなくとても大切な行為だと思っているので、そこに関わるとなると気が引き締まるでしょうね。


最後に、少し話は逸れるのですが、夜にUKチームと会議を頻繁にしています。先週に、その姿を娘に見られました。隠しているわけでは無いのですが、ドアを開けてこっそりと入ってきて、娘は覗いていたようです。

お父さんが仕事しているの見られて良かった。いつもありがとうね。

とお褒めの言葉をもらうことができました。

お子さんに自分の働く姿といま見せるチャンスだと思うんですよね。
私は海外勢と話す姿をチラ見せしただけで、感謝されたわけですから、このコロナ禍で働く姿を見せられる人は是非お見せすることをお勧めします。

これも家庭でできる教育の一つです。

#COMEMO #会社員先生ができること #日経新聞 #自分のコンテンツを棚卸し #しっかりと向き合う #教育

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