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区別と差別は確かに違うと思う

ちょっと前の日経記事に気になる話。

PCR検査をした人と検査していない人、ワクチンを打った人と打っていない人、これらの人たちの間には歴然とした差があり、この両者を区別する必要がある場面は多いと思う。

区別とは物事の客観的な違いを認識することである。差別とは、その違いに合理性のない価値観を持ち込み、一方を不当に扱うことである。

新型コロナウイルス禍の克服に政府も国民も悪戦苦闘、なお展望が開けないでいる。混迷の大きな原因の一つが、この区別と差別の混同にあるようだ。

長引くコロナとの闘いで、色々と疲れてきているのは本当に良く分かります。私ももう1年半以上在宅勤務となり、極力外出も控えた生活をしています。

先週にやっと2回のコロナワクチンも打ち終わったところなのですが、連日3都内では3000人を超える感染者がいて、子供たちとの夏の旅行もキャンセルし、気持ちとしてはとても複雑を通り越して、プンプンしちゃってます。

陰性証明やワクチン接種証明は日本国内のイベントや飲食、旅行などにも活用したらよい。その顧客には料金を割り引く。店もハッピー、顧客もハッピーになる。これを差別と呼ぶのだろうか。

記事にはこんな一節もあり、賛同できない人もいるだろうとは思いますが、私としては賛同できる内容です。

「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。
これを読んで、接種しなくても良いって思う人がいるだろうなとは思う。でも、接種してほしいという趣旨の文面であることも理解して欲しいと思う。

ワクチンを拒否するのが自由なのだとしたら、検査を受けた人やワクチンを打っている人に対してのみサービスを提供することもまた自由なのではと思ってしまう。

特にワクチン接種をした人は社会全体の公衆衛生へ貢献していると思うので、そうした人たちに対して何らかのインセンティブが合っても良いし、そうしたサービズをするお店には行きたいとも思うし、ある意味安全なお店とも思える。

接種した腕は痛かったし、熱や頭痛、倦怠感があり会社も2日休んだ。それは結果論だけれど、自分のため、家族のため、社会のために、ワクチンを接種したんですよ。


#日経COMEMO #NIKKEI #新型コロナワクチン #区別と差別 #努力義務  

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