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エッセイ:わんこの話

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先住犬ミルキー、そして、シニアの保護犬コーディにまつわるストーリー。 わんこの不思議な力をたくさん感じます。
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記事一覧

あれこれ考えず、とにかく、遊べ

6月といえば、くるみ(愛犬)が生まれた月。 でも、くるみは保護犬なので、いつ、どこで生まれ…

黒リス
9時間前
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スカイとマルコからの”月子とケイタ”

ソラがお空の星になってしまってから、気がつけば3週間が経っていた。 添い寝をしていたら、…

黒リス
4か月前
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スカイとマルコ(33)・いっしょに

あたしはすぐに分かった。 あの車に乗っているのはケイタ君。空気に漂う一瞬の気配で気づく。 …

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(32)・すぐに分かるよ

月子さんは、意味が分からなかった。 なぜ、ソラが私をここの連れてきたのか。ソラがなぜ、こ…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(31)・そして、そこに戻る

朝起きが苦手だった月子さんが、今では、早朝の散歩が日課であり、そして、その時間の空気が1…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(30)・その日が来る前に

久しぶりにマルコの夢を見た。 月子さんと生きていくと決めたぐらいから、不思議と天界のこと…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(29)・別れと出会い

ソラの毛、すっかり胡麻塩状態になったなぁ、と月子さんはブラッシングしながら思う。あんなにツヤツヤの真っ黒だった毛に白い色が混じり始めたのはいつ頃だっただろう?多分、ソラが7歳を過ぎたぐらいからかな? 今、ソラは15歳。つまり、15年という年月が私とソラの上に流れたということだ。出会った頃は、ソラは1歳。人間の歳なら10歳ぐらいか。私は31歳になったばかりだったけど、私の方がずっと年上だった。だけど、今、私は、47歳で、ソラは、人間なら100歳近い。あっという間に、私の歳を追

スカイとマルコ(28)・マルコのカケラ

あたしは、人間が”遺灰”と呼ぶ、白い粉がなんなのかすぐに分かった。 マルコのカケラだ。 魂…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(27)・温もり

「神様、僕、お願いがあるんです。僕がまだ犬の姿のうちに時枝さんに会わせてもらえませんか?…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(26)・一緒に生きること

え、遠吠え?狼? 寝ぼけた頭で、月子さんは考えた。 数秒後、ガバッと飛び起き、隣の部屋に駆…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(25)・それぞれの道

「スカイ、スカイ、僕の声が聞こえる?」 真夜中、マルコの声がすぐ近くで聞こえた。 「え、…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(24)・ありえない

「スカイ、僕を見つけてくれてありがとう。」 マルコの声が聞こえた。 点滴ってやつで、少し…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(23)・そばにいるよ

「え、公園で見つけた?あの、、、ご自身の犬ではないんですよね?」 受付の人が、戸惑うよう…

黒リス
5か月前
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スカイとマルコ(22)・再会

ソラに腕が千切れそうな程、引っ張られながらも、なんとかかんとか月子さんは転ばずに公園まで辿り着いた。 そこからソラは耳を立て、鼻を上下左右に細かく向けながら、公園内を見渡し、目標のものが見つかったとばかりに、ダッシュした。 ダッシュした先は、公園の砂場の横の水飲み場で、そこに、灰色と茶色が混じった色の酷く汚い塊が落ちていた。ソラの狂ったような鳴き声で、その塊が動いたので、月子さんは腰を抜かすほど驚いた。 真っ黒な瞳が見えた。え、まさか、犬? 長い毛が汚れ、ベタベタに絡まり、