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動画を作った話(反省とネタ内容)


生活も要領が悪く、ゲームも下手でなんの取り柄もない私ですが、他人から技術(と楽曲)を盗む謎の能力が発動。

deep rock galacticというゲームのアニメ動画を作りました。『輝く月のように』は結婚式の動画作成依頼を受けたときに多く使われますね!
キラキラ、ピカピカ、ひかる〜と言われた時に反応してしまいます。

【使用ソフト】
・aviutl(無料)
・クリスタ(18,000円)
※途中モチベ維持のためにEXに切り替えましたがプロで問題なし
・sai(5250円?)
15年前に買ったやつ。クレヨン独特の味が欲しかったのでそこだけ使ってます。
クリスタより起動が早いのがいい。
・audacity
セリフ音に特定のエフェクト(リバーブ?)かけたかったのでそのためだけに使いました。ぼわぼわさせるやつ。
ゲームのセリフを撮るためにBGMを消して護衛戦に行ってますがドーザーの岩砕きゴンゴンという鈍い音も最初の「どれくらい〜」の「ど」部分にちょっと重ねました。
普通に主音量下げるべきだったんだろうな。

【作業】
音作りが終わったところで絵を貼り付けていきます!
アニメと言っても、2枚絵を交互に貼り付けていくだけの作業です。
作画枚数が足りず、観察用の下書きに色塗ってボカして誤魔化すなどしています。
さらに発想が貧困なままでした。
もっと「ドリルドーザー」に環境を与えてキャラ動かして活かしてあげたかった orz 

そのためにちょっとデフォルメする予定でしたが
描き直しの時間で1枚5時間かかってしまったのと、長年の液タブが寿命間近で買い替えたんですよね……(手描き文字が太くなってるタイミングがそれですorz)
これは決めてたシーンのラフ?みたいなもの。シーンは分けてるけど順番は決めてないハズ…


【ゲームの基本動作】
背景の動きと手前のキャラの動きが別々なのは2Dゲーム(特にアーケード版)の影響です。背景が30くらいのちからで動いてるとして、手前のキャラは10くらいで動かしています。
メタルスラッグ、斑鳩、クロノトリガー、グランディア、スターオーシャン等の影響だと思います。
本来はメタルスラッグの2P画面だった気がするんだけどRTA動画を見ても該当シーンが見つからず…なんの記憶なんだろう…

クロノトリガーでもロボが好きだったから、私は人間よりロボットや機械に感情移入しやすいのかもしれません。
宗教2世の子供特有の『命令を聞くしかない』生き方が…


ナイトラがたくさん降ってくるのは
クッキークリッカーというゲームから。
(この赤い三角形がナイトラという鉱石、焼き込み加算発光マシマシで作った)
赤がたくさん落ちてくるのは結構不自然だったので縁取りして透過しました。それでも存在感が強すぎたので真ん中を空けて両端に寄せました。とげとげしてる
(今流行りのvampireもレベルが上がった時落ちてきますがああいうのが好きなのかもしれない)

クッキークリッカーがバレンタインイベント中だったのでちょうどスクショ撮ってきました。
放置ゲームなので起動しっぱなしにできるほど気持ち良い速度でクッキーが落ちてくるんですが、(スノードームとかに近いのかな?)
クッキーの中にも落下速度が早いのとか個体が小さいのとかが混ざっていて結構個性あるんですよね。
出来の良し悪しに関係なく、みんなそれぞれ光ってますね。
クッキーは光ってますが、クッキー情報は陰謀論とヴィーガンが渦巻き、Twitterのような戦争が起きてて笑ってしまいますが。

エロゲ「銀色」より 「わたし、光ってた?」

ライトの部分に4ドワーフ詰め込んだのですが、下からグラデーションでそれぞれカラー入れるべきだった…(赤、黄、青、緑)
このメンバーは私の初ディープダイブの時のチームを描いたやつ(使い回し)

「ピカピカですね」
プロの方(と呼んでお慕いしている)から昇進のやり方を教えてもらったので、昇進した姿を見せたかった私です。
(長時間ゲームができる環境になかったため昇進まで数日かかった気がします)
初心者にとっては昇進というちょっと特別なイベントの後アイコンの頭に星マークが付くので嬉しいんですよ。

「見て見て」とモタモタチャットを打ち込みロビーで見せに行ったら

おそらくゲームに課金した姿(服装)を見て「ピカピカですね!」と返されました。
課金のことを即座にピカピカって言ってくれるのと、昇進後の星のこと、どっちともとれる絶妙なニュアンスで今でも気に入っています。
(誰も傷付けない言葉選び、見習いたい)

と言いつつOP構成は最後に作りました。作画切れで漫画を組み込むしかなく、どうにかつなげました。
チャットは私が改めて打ち込んでそれをスクショしています(実際の会話をスクショしたわけではない)

この時「ドリラー」という職種を好んで使っていて
ドリラーも穴を掘るキャラだからか、ドリルドーザーに憧れてるセリフを言うんですね。
「俺のことをドリルドーザーと呼んでくれ!」みたいなセリフ
(ドワーフたちはドリルドーザーを1人1台所有するのが夢という設定もあります)
それで少し絡めたつもりですが、やや強引で細かすぎて伝わらない感じに。各々感覚で受け取って貰えば。この辺はもう同人脳にお任せします。
同人脳、無い人にはないみたいなので…。

【ドリルドーザーの残酷さ】
福本作品の漫画、黒沢に出てくる交通誘導ロボ「太郎」と重ねている部分があります。
太郎も事故に遭って破損してしまいますが、惨い状態でも働かされるその姿に黒沢が「休め…っ!」
と太郎を抱き締めるシーンは涙なしには見れません。これを笑って読める人間は幸福でしょう。
福本作品、零でも垣間見えますが、笑いの作り方がかなり残酷なんですよね…

ドリルドーザーも無口で黙々と仕事をこなし、最後に大破して死亡します。
若者はドレッタの頭が飛んできたとSNSで動画出して笑っていますが、老いて孤独な私の思考は黒沢寄りでした。
PTがワイワイ騒いでる中、私だけ泣き出したら怖いですよね…


「陽の当たらない、名前のない仕事」
"愚直にやりおおす…!与えられた仕事を…!
その仕事は、日の当たらない…
出来てあたりまえの…単純作業…!
注目や喝采なんか…無縁…!
創造性もゼロ…!誰がやってもまあ…同じ…"

誰が笑えるというんだ…? 彼を…!

一見穏やかに見せてる画面、背景にマスキングテープを貼ってるのですが、これは太郎で言うところのガムテープです。(黒沢大好きかもしれん)


もう少し壊れた表現、凝ってもよかったと思います。
カスタムオブジェクトのレイヤーで相当誤魔化しバフがかかるので。
おひとりだけ感想までいただけて嬉しかったです! また作ろう!

余談ですが、プロの方が「ピカッと光る帽子」をかぶっててふふっとなりました。
私のスキンは名前のこともあって髪の毛無しで気合い入れてます!(誰にもつっこまれない寒さでちょうどいい)