過食と嘔吐
それはある日突然催す私の体の不具合。
ひどく食欲がないのに胃もたれしているのに食べたい欲求が勝って食べ始める。
途端に吐き気があがってくる。
それを抑え込みながら食事をする。
美味しいな、そう思うと同時にああ、気持ち悪いなと思いながら食べる。
このあと吐くとわかっているのに食べること、作ることは本当に意味がないと思う時がある。
気持ちが悪いのに食べて、そして戻す。
体に良くないと重々わかっていても終われない。
それが正直なところだ。
私の場合、終われない。
辞めたほうがいいことも我慢したほうがいいこともわかっている。でも欲求が止まらない。
吐くのに食べることを辞められない。
勿体無いとか、体に良くないとか、申し訳ないと、いろんな思いは過ぎる。けど、辞めたいのに止まらない衝動をセーブできない私のせいにしても変わらないしわからないよ。
病的だ、その一言で片付いたならどれだけ楽になれるだろう。闇だとか病気だとか障害だとか言われてもそれを乗り越えるすべを知らない。
乗り越えた、そう思ってもそれはまた、やってくる。
どうしたらしないと想う?それは愚問だ。
やりたいと常日頃思って生きてるわけじゃないから。
食べ物にごめんといい、食材を買うお金を出してくれる人にごめんといい、あとどれだけ謝ったら申し訳無さが消えるのか。
どれだけ悔いたら終わるのか。
美味しいなと思いながら食べて終われる日を今も待ち望んでる。
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