欲しいのは自分軸なんかじゃない。
欲しいのは核なんだ。そう気づいた。
自分軸っていうと、何があってもへこたれず動じず流されずそこに確固たる姿として地面にめり込む太い杭のようなものを持たねばならないと思っていた。でも今の私にはそんなものじゃなくていい。
何があっても私の大切な「そこ」は誰にも何にも触れられることなく脅かされることなく私だけが触り労り慰めることの出来るそういうものでいいと私は思ったのだ。
何があってもぶれない強さや芯の通った真っ直ぐな杭もない。すべてを剥がされてもそこにある「そこ」が私の基地であ