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BBCニュース「ファストファッションの末路…」

先日、YouTubeで日本版BBCニュースチャンネルにこんな動画が上がっていました。

ファストファッションの衣類がガーナなどの途上国に回され、結局質が悪いため使い物にならず捨てられてしまう。夥しい数の衣類が廃棄になり、埋立地から海へと流れ出てしまうという内容です。

ファッション業界の排出する二酸化炭素がとてつもない大きさであると最近言われ始めましたが、とんでもない量のゴミになってしまうという点でも問題なんですね。

質の悪い物を途上国に(善意という名目で)押し付けている結果、環境汚染に繋がっているという事です。

話は変わりますが新卒の就職活動の時、とある会社の説明会に参加しました。
その会社の本業は運輸、物流系だったと思いますが新しい事業として各家庭で使わなくなった物(家具、調理器具など)を東南アジアに輸出するという内容を紹介していました。
「日本ではもうゴミになってしまうような古いタンスやフライパンなども、現地の人からすればまだまだ使えます!」という説明を受けたと思いますが、当時「ゴミを押し付けてるって事じゃないの?東南アジアの人にはあんな焦げ付いた取手の取れそうなフライパンで充分って事?」と物凄い違和感を感じたのを覚えています。
結局その会社は応募しませんでしたが、このファッションのニュースと構造がとてもよく似ていると思いました。
ファストファッションは薄くてボロボロで着られない。焦げ付いたフライパンはすぐ壊れるでしょう。ゴミは結局誰の手に渡ってもゴミでしかないんですよね。
本当は多少の出費になっても、流行に左右されない、いいものを長く使うのが大切なんだと思いました。

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