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vol.245 プロ、ハイアマ、アマの差ってなんだろう。

ふと散歩している時に感じたプロ、ハイアマチュア、アマチュアの差ってなんだろうという自分の独り言的な記事です。

自分が写真を撮り始めたのは今から20年前なので当然フィルムで撮ることが当たり前の時代でした。

その頃はなんとなくですがプロカメラマンの花形はモデルさんや女優さんの写真集を撮影するカメラマンさんだった印象を持っています。(あくまで自分の中で)
特にこの前亡くなられた篠山紀信さんアラーキーさんなどが自分の中でTheプロという感じでした。

では当時(20年前の話ね)ハイアマチュアと呼ばれる人たちは自分の中でどんな位置付けだったかというと雑誌に投稿され賞を取っているカメラマンという印象が強かったのを思い出しました。

今はだいぶ少なくなりましたが当時はカメラ関連の雑誌はそれこそ何冊も何種類もありましたからね。

どの雑誌にもプロカメラマンに見て品評してもらうコーナーは毎月あったのでそこで上位というか雑誌の賞を取ったりしている人が自分の中ではハイアマチュアという認識でした。

で、時代は令和。

今の時代にプロとハイアマチュアとアマチュアを分ける垣根はだんだんと低くなってきているように思われます。
SNSでプロカメラマンよりフォロワーが多いカメラマンなんて世の中にはたくさんいます。

そんな時代にあってプロとハイアマチュアとアマチュアを分けるものを一つの物差しで測るとなるとやっぱり稼ぐ力ではないだろうかと歩きながら考えた次第です。

お金という観点から見るとカメラを使ってコンスタントにお金を稼げるカメラマンがスチール、ムービー問わずプロなのはいうまでもないと思います。これはフィルム時代から変わらない認識なのではないかと思います。
フィルム時代、商業写真を撮るとなると35mm版だけでなく中判フィルムで写真を撮る必要がありました。
(youtubeで昔からカメラマンとして食べてる人は時々mamiyaとか中判フィルムの話が出てくるのはその辺りが関係していると思います)

では、デジタル全盛の時代でハイアマチュアとアマチュアの違いとはなんだろうか。

先ほど稼ぐ力を物差しとして測るとと前置きしておりますのでそこに沿って話すと時々カメラの仕事があるがカメラ一本では食べていけない、いく気がないカメラマンがハイアマチュア、全くカメラでお金を稼がないのがアマチュアと言えるのではないかと思います。

まぁ、自分は間違いなくアマチュアです。
写真で一円も稼いでいませんからw

もちろん、自分が区分したハイアマチュアの中でも毎月定期的に仕事がある人や時々仕事を受ける人もいると思うのでピンキリでしょう。

もちろん、プロとハイアマチュア、アマチュアをお金以外で分けるという考えもあるかもしれませんし、その考えを否定するつもりもありません。

自分もこの考えを他者に押し付ける気もなく、ただ散歩中に思案したことを今回文字に起こしてみました。

では、また。

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