見出し画像

vol.143 filmの弊害

今回、名古屋で開催するfilmportrait展のためにモノクロフィルムを買い込み、撮影に臨んだ。

展示会の開催は2月18日~19日

この展示会用の写真を1月16日に撮影をした。

もちろん、買い込んだモノクロフィルムで。

使ったのはイルフォードのモノクロフィルム。
モノクロで撮ろうとは決めていたけど、イルフォードにしたのは自宅の最寄りのカメラのKでは即日仕上げが出来たからだった。

ただ、現実はそう甘くないと知った。
撮り終えて、17時にお店について受付をしたら「仕上がりは3月3日です。」と告げられた。

一瞬耳を疑った・・・。

今までやっていた即日仕上げはどうなったのだろうか、確認したらイルフォードでもすでに即日仕上げはやっていない。とは言われず、モノクロは外注になります。の一言だけだった。

とりあえず現像はお断りして八百富さんに依頼することにした。

念のため家にはレターパックと緩衝材を買い置きしてあるので、帰宅後にネット予約して歩いて15分の郵便局の本局に持ち込んだ。

カラーネガも価格改定に流通量の減少があり、比較的手に入りやすいモノクロも外注で一か月以上戻ってこない。

大都市にあるヨド〇シやビッ〇カメラに撮影済みのフィルムを出せば話は違うのかもしれないが、片田舎に住んでいる人間も生活があるので現像のために往復するのはとてもつらい。

毎回八百富さんにお願いするのも送料もかかるし溜めてからだと一回の支払額が1万円を超えるので少しためらってしまう・・・。

こういうジレンマがフィルムが人気と言われながらも波に乗り切れず、フィルム調の写真が流行る下地になっているんだろうなと感じた。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?