vol.68 「Pro400H」のデジアナ比較 前編
タイトル見てなんのこっちゃ?と思われた方もいるかと思います。
昨年、製造中止になったFUJIFILMのPro400HとFuji x weeklyで再現したPro400Hを比較してみようという試みです。
vol.55 Fuji X Weeklyでfilmの色調再現|hiro-緋色-|note
まだ35mmフィルムのPro400Hも残っていますし、どうせ最後には取り切ってしまうのですからチャレンジングなことに使用してみたほうが後々のためになるかと思いカメラにPro400Hをセットしました。
目的
今回の目的はFuji x weeklyで公開されているPro400Hの設定がFilmのPro400Hとどう違い、どこが同じなのか同じものを撮って、比較していくことです。
用意するもの
デジタルカメラ
Camera:FUJIFILM X-T4
Lens:Y/C distagon35mmF2.8(35mm換算約52.5mm)
アナログカメラ
Camera:CONTAX aria
Lens:Y/C Planar50mmF1.4
Film:Pro400H
設定と比較
X-T4
Fuji x weeklyをもとに設定したカスタムPro400H
isoは400で固定、Distagon35mmのF値をF4.0または5.6、シャッタースピードは上限1/4000にします。
その状態で先にX-T4で撮影して、同じシャッタースピード、同じF値を設定してariaで撮影します。
その2枚のデジタルPRO400HとアナログのPRO400Hでの比較をしていきたいと思います。
作例と比較
自分の腕の問題で2枚貼り合わせることができないので一枚づつ見ていただくことになりますがお付き合いください。
1枚目(上段)がX-T4、2枚目(下段)がfilmのPRO400Hで撮影したものです。
少し多いですが36枚+1枚、撮り全部お見せいたします。
比較写真の作例
1枚目
2枚目
3枚目
4枚目
5枚目
6枚目
7枚目
8枚目
9枚目
10枚目
11枚目
12枚目
13枚目
14枚目
15枚目
16枚目
感想
センサーサイズの違いなのか、それともフィルムのラティチュード特性なのでしょうか。
全体的に色が濃いというかコントラストがしっかり出るのはフィルムのPRO400Hのように見えますし、7枚目の写真右側をみると暗部の黒つぶれ等もフィルムの方がしっかりと色が残ってくれています。
比較には関係ありませんが、マウントアダプターをつけたX-T4で撮影するとかなりの頻度でピントを外すなぁとおもいました。ariaで撮影した結果はそこまで外していないのでマウントアダプターの精度の問題なのかな(自分の悪い可能性も否定できませんが)
自分が使っているのはこのアダプターなのですが要検証ですね。
今回は写真が多いので二部か三部に分けさせてもらいます。
では、また。
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