私とmtgの20年
私がmtgを始めたのは、かれこれ20年程前のオデッセイブロックで、友達が始めたのがきっかけだった。
初めてのパックから出たのは《プレインズウォーカーの嘲笑》初心者ながらに弱さを実感し、初めてのデッキはカッコいいからという理由でトーメントの【冒涜】を選択。
当時は新セットごとに4つほど構築済みデッキがあり、いつでも簡単に始められる環境だった。中に簡単なプレイング案内もあったしね。
【冒涜】はお世辞にも強いとは言えなかったが、この先、今に続く私のmtg人生を大きく決めるデッキになったと感じる。その後も基本は白黒の敵対色(昔はオロゾフなんてオシャレな呼び方はなかった笑)で構成。強くなんかない、ただ、自分の考えたロマンデッキで街の大会に出て楽しんでいた。その後、仲間は次々にmtgを辞めていき、最終的に一人になった。それでも、雑誌ぎゃざを購入したり、ショップには足繁く通い、大会に参加したし、2002年のGP名古屋は、家から近い場所での開催もあり、いつかは参加してみたい!と憧れていた。
月日は流れ高校へ進学し、その頃の記憶は曖昧だが、のちにクラスの友人(よっしー)がやっていることを知り、一緒に興じた。よっしーは、青をこよなく愛し、好んで使っていたが、スパイクタイプのプレイヤーであり、必要なら他の色も躊躇なく使っていた。
《歯と爪》から《ダークスティールの巨像》が2体飛んできたり、
《夜の星、黒瘴》2体で10点ドレインとかとにかく当時のコンボを仕入れていた。他にも、私のデッキを見て、「こうしてはどうか?」など提案してくれる良き仲間だった。提案を受け、黒単の《罠の橋》と《罪を与えるもの》を組み合わせたデッキや、
《ゴブリンの放火砲》を搭載した赤単などを使用していた時期もあり、特に赤単に関しては、完成度も今までで1番高く、高校生選手権に出ようか?と話もあがったが、3人揃わず、泣く泣く断念した記憶もあるほろ苦いデッキだった。
就職が決まり、一旦mtgとは離れることにして何年か経った時に、ふと思い出したかのように近所のトイザらスで、ファットボックス?を購入した。
2,000円ほどでカードがいろいろ入っている、昔でいうトーナメントパックを大きくしたような物だと記憶しており、そこから出たカードで未だに覚えているのが、《精神を刻む者、ジェイス》プレインズウォーカーのルールなんて全く知らないが、調べてみて感じたのが。
「え、普通に強くね?」
と感じたものの、特に復帰ということにはならずジェイスも4,500円ほどで手放し、さらに月日が流れる。
そして、今年の1月ごろにTwitterのとあるフォロワーさんから
「次のセットは神河に再訪しますよ」
とひょんなことから、話を聞かされたのがきっかけで再度触れることになった。
調べてみると、大須の晴れる屋でプレリリースがあると分かったので当日早めに行き、参加できるか店員さんに確認をして、ドキドキしながら待機していた。
初めて配られるプレリキット。
事前の下調べで、どうやって組んだらいいのかを勉強したおかげで、そこまで慌てずに組む事は出来たものの、
結果は0-3で終わった。
ちなみに、この時も運命なのか選択したデッキは白黒。
昨今のカードパワーは、復帰勢には衝撃的なものがあり、楽しい体験となった。
まだ、この頃は
「復帰しないけど楽しかったよ!」
といきなり店舗アカウントにDMした記憶もありますが、結果復帰しないどころか、どんどん深みにハマり、次第にショップに行くと会話をするまでになる人がポツポツと出てき始め、楽しさが増していきました笑
別の店舗での話になるが、
「初心者の方が、教えてもらえるならぜひやってみたいのだがティーチングしながらでもいいか?」と店員さんから話があり、断る理由もなかったので受けたところ、とても楽しそうにプレイしており、普段はパックを剥いて終わりだったが、せっかくなのでデッキを作ってみたとの事だった。デッキは白単。放浪皇を自引きで4枚揃えたのでデッキに入れたとのこと。
完全に初心者で飛び込むことの勇気を教えられた瞬間でもあり、教えることの難しさを改めて認識した大事な出来事だった。
パウパーでは特にいろんな方と交流し、教えてもらいながらデッキを改善したり、とにかく楽しいフォーマットだった。ちなみにmtgで初めて涙を流したフォーマットでもあった(スリヴァーで初めてマッチを勝ち取った時に嬉しすぎて泣いてしまった)。
その後も他のデッキには手を出さず、スリヴァーだけを握り続けており、いつかはデイリーで3-0したいと思う。
そして、直近の出来事であるプレイヤーズコンベンション名古屋。
中学時代に思い描いた大型イベントの参加を20年越しに叶えることが出来、正直それだけでも良かった。
しかし、それだけでは終わらず、いろんなプレイヤーと交流し、吸収できる楽しさ。
そして、二人チームスタンダードでは、インフルエンサーの中でも本当に憧れだった開封大好きよしひろさんとマッチした時には心の底から嬉しかった!
mtgはやって無くてもたまに開封動画は見てて、今回会えるだけでもすごい嬉しかったし楽しみにしてたので、試合は結果的に手も足も出なかったけど、対戦できた事実が自分の中でかなりの価値だったのでとても楽しいひと時を過ごすことが出来ました!
しかも、マッチしたプレイヤーにはプレゼントまでもらえるとのことで時計と鞄をいただきました!
新たな出会い、体験を出来た2日間は大きなトラブルなく幕を下ろしました。
その他にも、カード仲間で呑みに行ったり高校時代では出来なかった楽しみ方が出来たのもかなり楽しかった。
もし、20年前の自分に伝えれるとしたら
「20年後、お前はまたMagic: The Gatheringをやり始めるよ。だからカードは大事に取っておけ笑」
って言ってやりたいですね笑
そして、いつまで続けれるのか?続くかは分からないけど、息子にまたルールを教えて親子でこの先プレイしたいと思ってます。
読みにくい箇所や、画像サイズがバラバラだったりして見辛い箇所もあったかと思う中、ここまで読んで頂きありがとうございました。mtg30周年の中の実質6年ほどの癖に、デカデカと私とmtgの20年とか書いちゃいました笑
昨今いろいろ言われておりますが、これからも形を変えて長くみんなに楽しんでもらえるMagic: The Gatheringが続いてくれる事を祈ってます!
では( ´ ▽ ` )ノ
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