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【読書メモ】伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得(池上彰・佐藤優)【#34】

伝え方について、
9章に分けて
各章で7つの心得を
挙げています。

なので
総数が63の心得
になります。

池上さんと
佐藤さんの
話は面白いのですが、
ほとんどの項目は
社会人をやっていれば
ある程度は
当たり前な内容
のように感じました。

63も挙げれば
ありきたりな
内容になるのも
仕方ないですし、
基本的に
注意するべき内容を
丁寧に書いてくれてあるので、
そういう意味では
当たり前で
当たり前です。

ただ、
これが本になる
ということは、
できていない人も
多いんだろうなと
反省するのに
良い内容です。

各章の最後に
まとめとして
心得が箇条書きに
なっているので
自分の行動を
客観的に
チェックするのに
使えます。

大学生にとっては、
今後
注意することで
他の人と
ちょっと差をつける、
副題の通り
「一目置かれる」
ような内容です。

僕が
この心得は
今後特に気をつけよう
と思ったのは、
第4章 交渉を有利にすすめる伝え方 7つの心得
の中にあった

心得5/緊急事態には、「約束はしたが、約束を守ることは約束していない」という「事情変更の法理」の手もある。
心得6/「嘘はつかないが本当のことは全部言わない」論法で、相手を誘導し、会話を有利に持っていくことができる。
心得7/相づちでは、「理解した」のか「同意した」のかをはっきり示すことが大切。

の3つです。

僕は
理系な仕事
をしているので、
正しいデータを
正しい言葉で
過不足なく伝える
ということに
気をつけることが多いです。

なので、
普通に生活していると
なんだかんだで
誰に対しても
馬鹿正直に
対応してしまいがち
ですが、
こういう
ちょっと裏の
緊急的なテクニックや
誤解を招かない注意
という点を
もう一度見直してみたいと
思いました。

確かに、
思い返すと、
正直に言いすぎて
トラブルになったことも
なくはないので、
反省です。

本書に
書かれているような交渉を
仕事として
日常的にしている
人たちは
すごいなと
尊敬します。

とても
僕には耐えられないと
思います。

神経が
すり減って
病気になっちゃうんじゃ
ないでしょうか。

そういう世界には
できるだけ
関わらないように
生きていきたいです。

おわり


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