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【読書メモ】悪魔とプリン嬢(パウロ・コエーリョ)【#25】

11分間」を買うときに、
たまたま見かけて買いました。

はしがきを読み始めたら
「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」から始まり、
「ベロニカは死ぬことにした」に続いた三部作は、
この「悪魔とプリン嬢」をもって完結する。
と書かれていて・・・

えー!そうなの?
これが最後なの?
と驚きましたが、
とりあえず副題もついていないのだから
独立した物語だろうと思って読み始めました。

「11分間」は極上の恋愛小説という感じで面白かったですが、
こちらは「悪」について。

「条件さへ整えば、地球上のすべての人間が喜んで悪をなす」

という考えを試そうとする異邦人(悪魔)と
プリン嬢の一週間の物語でした。

コエーリョさんの目論見通り、
悪とは何か、
善とは何か、
善は悪になれるけど、
悪は善にはなれないなどなど、
いろいろ考えさせられます。

ただ、悪の定義をしているのではありません。

どちらかというと、
悪について考えさせることで、
善とは何か、
希望とは何かということが際立ってきます。

一週間あれば、人はこんなに変われる。

そんなメッセージを感じました。

最後に、訳者あとがきを読んでいると、

作者の「はしがき」にあるように、1994年の「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」と、1998年の「ベロニカは死ぬことにした」とあわせて、この三冊は、一週間という短い時間のうちに人は生まれ変わることができるというテーマで結ばれた三部作をなしています。三部作といっても、物語的な連続性はないので、どれから読みはじめてもいい独立した作品となっています。

ということで、
はしがきは中途半端!
先にこのことを書いといてよ!
と思いました。

時間としてはたった一週間に起きたことの物語ですが、
後半のジェットコースター感はすごいです。

途中で本を置けずに、
最後まで一気に読んでしまいました。

ここにはあらすじなどは書かないでおきます。

そんなに長い話ではないので、
実際に読んでみるのがいいと思います。

おわり



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