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【気功】気を流してはいけない【もっと効果が高まる考え方】

気を流してはいけない

気功をしていて、
よくある勘違いを紹介します。

この考え方を知ると、
気功の効果が何倍にもなります。

ただし、
段階があるので
初心者にとっては
必ずしも
間違いではありません。

しかし、
何年も練習しているのに
気功の効果がいまいち
実感できない。

もっと
気功の効果を高めたい。

という場合に、
この考え方を知ってから
練習すると
少しずつ変わってきます。

僕は
これを知った日の
寝る前の練功で
すぐに効果を感じました。

ああ〜こういうことか!
という感じでした。

最初は感じられなくても
必ず変わってきます。

というのも、
この考え方は
オセロのようなもので
黒が白に変わったら
一気にひっくり返ります。

とりあえず
途中で止まったり
灰色で止まったり
ということはありません。

こういう感じで習ったのでは?

気を丹田から流す。

まず最初に丹田に気を溜めて
丹田に溜まった気を
全身に流す。

もしくは、
掌で感じた気を引き込んで
前腕から肘へ
肘から上腕へ
上腕から肩へ
肩から胸へという風に
気を引き込んでいく方法で
教えてもらった人もいるかもしれません。

これをすごく的確に
言い表しているのが
下の漫画です。

呪術廻戦から借用です。

この中では呪力と書いてありますが、
気と置き換えてください。

DLraw.net-0223のコピー

このように
お腹(丹田)から気を流すという
考え方が多いかと思います。

最初の頃は
気も感じられないし
仕方ない部分もあるのですが、
実は少し違って、
丹田というのは
気を溜めるところです。

戻すところ、
収めるところと
言ってもいいです。

例えば、
中丹田(胸)には心臓があります。

気を発生させて
意識的に溜めると
熱を発生します。

医学的に説明すると、
意識することで
血液が集まるので
部分的な体温が上がります。

経験した人は
明らかに血液が集まった以上の
熱さを感じるので、
血液だけで
全ては説明できないとは思うのですが、
オカルトやスピリチュアルではなく
一般的に説明すると
そういう感じになります。

すると、
心臓部分に
あまりに集中して
熱を発生させると、
不整脈の原因になったり
高血圧の症状が出たり
してしまいます。

上丹田は頭なので
のぼせたり
ひどい場合は
脳出血したり
よくないことが起こります。

実際に、
上丹田には
あまり集中しないように
きちんと説明している流派も多くあります。

一方で、
丹田には腸しかありません。

いくら熱を発生させても
お腹が暖かくなって
健康になるばっかりです。

血行が良くなると
腸内細菌も整うので
メリットしかありません。

ということで、
気を発生させて、
気を溜めて、
どんどん熱を発生させても大丈夫なのが
丹田です。

別に
丹田を起点にする必要は
本来はありません。

ただし、
放っておくと
気が自由に発散してしまったり
あっちこっちに熱が発生して
のぼせたり
高血圧になったり
いわゆる
偏差(副作用)が出るので、
最後に
丹田に戻して
終わりにすることはありますが、
全身から気が流れてきて
丹田に流れ込んでいく
というようなイメージをする
という風に教えられた人はいないと思います。

収功(終わりの動作)では
丹田に手を置いたり
丹田のところで掌を少し回したりして
意識して終わるだけで、
全身から流れてきて・・・
というイメージをする流派は
聞いたことがありません。

だから、
流すのではないのです。

肚には、
気を発生させるか
気を収めるだけなんです。

paypayでも購入できるようなったそうです。

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