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【映画メモ】マッド・ハイジ【#54】

『プー あくまのくまさん』を調べたら、ハイジもホラー(?)映画化されていたなんて・・・これは見ないわけにはいきません。大人向け、18禁のハイジです。

ハイジ、ハイジ言ってますが、このアルプスの少女ハイジのことです。

解説は映画.comさんより

名作児童文学「アルプスの少女ハイジ」を大胆にアレンジし、R18+指定のエログロバイオレンス描写を満載にしたB級エクスプロイテーション映画に仕立てた異色のスイス映画。
チーズ製造会社のワンマン社長でスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定し、スイス全土を掌握する恐怖の独裁者として君臨。それから20年後、アルプスに暮らす年頃の女性ハイジは、禁制のヤギのチーズを闇で売りさばいていた恋人のペーターが見せしめのため目の前で処刑され、唯一の身寄りである祖父も山小屋ごと爆破されて殺されてしまう。愛する者たちを失ったハイジは、復讐のために戦いに身を投じる。
「スターシップ・トゥルーパーズ」のキャスパー・バン・ディーンが独裁者マイリ、「グラディエーター」「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」などで知られるデビッド・スコフィールドが、アルムおんじことハイジの祖父を演じた。

https://eiga.com/movie/99312/

まずは公式サイトで予告編を見てほしいです。

日本のアニメのイメージがあるので、最初は違和感だらけです。そもそもハイジが5歳じゃないし、ペーターも11歳じゃないし、いきなりハイジとペーターが干草のベッドでピロートークしているというのも衝撃を受けてしまいます。おんじは超かっこよくて、シブいお爺ちゃんです。クララはちゃんと車椅子で出てきます。

スイスへのリスペクトに溢れているので、スイスの国旗やチーズやスイスアーミーナイフやなんやかんやがいっぱい出てきます。小さな小ネタも楽しめます。決してディスってるのではなくて、リスペクトです。

『プー あくまのくまさん』に負けず劣らずのグロシーン満載ですが、こちらは自主的なのかボカシが入っているので良心的です。逆に想像力を掻き立てられてしまうという人もいるかもしれませんが、目を背ける必要はなさそうです。ただし、なぜか日本刀が出てくるので、『キル・ビル』を思い出してしまうシーンも。そういえば、最後に流れる歌にもなぜか日本の歌詞が・・・不思議です。

おわり


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