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「理解のある彼くん」という幻想


界隈では、たびたび
「理解のある彼くん」が話題になりますが

なかなか地雷だなあ、と思っていまして。


偶然、障害や病気のある人を
好きになっただけで、本当に心根の
やさしい人もいるはずです

が、

あえて、「弱そうな女」を選んで
交際している場合もあると思うんですよね。
で、女性が自立すると興味を失う。

巷でいう女性の「モテ」は「弱さ」の演出


「彼ウケ」メイクや
「守ってあげたい」印象、
「お持ち帰りしたくなる」かわいい酔い方など…

世間で言うモテが「弱さ」になっている気がする。


モヤモヤ…


「弱さ」を演出して、男性から
選ばれることが真のモテなんだろうか?

それで選ばれることに、
どんな価値があるんだろうか?

発達女は守られる側か?


非常にかなしい話ですが

ワタシ含め発達障害の人、
とくに女性は弱者認定されることが多い

とくに「天然」「ドジ」などと
評されやすい人間は、モラハラ気味の
タイプの人間から非常に好かれます

どちらかと言うと都合のいい獲物​


わたしも、過去付き合ってきた男性から

「俺がついていないと危なっかしいなあ~笑」などと言われていたのですが、

あの時、「わたしが困るたびに
嬉しそうにするの、やめて?」
くらい言えばよかった。

そういった自己主張をせず、
なぁなぁでピエロを演じると、
人生が他人基軸になっていくと思う

頼られないと保てない自信ってどうなん


根っから相手の女性を愛していて
欠点も含めて受け入れているのか

もしくは

欠点を「弱さ」として利用し、
優越感を抱いて気持ちよくなっているのか
前者と後者には、天と地ほどの差がある。

相手が自立した時に喜べるか?
自分を頼らなくなっても平気か?

「エセ理解のある彼くん」だったら
頼ってくれない女は可愛くない
とか言って自然と離れていきますし

弱そうな別の女と浮気します

(それはそれで、地雷が一人消えたのでOK)

一方で「弱い」男性の人権は?


良くも悪くも、女性の弱さは
「モテ」として日本では受け入れられていますが

弱い男性ってどうなんでしょ?


あまりハッキリ数字に出ないですが、
弱者男性は、弱者女性以上に人権がないのでは…?

と思う。おそらくですけどね



引用:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H30/H30_jisatunojoukyou.pdf


男性の自殺率は女性の2.3倍

自殺者の半数以上は無職

この事からも何となく察していただけると思う

無職男性の自殺率は・・・・・。


女性は「専業主婦」になっても
不思議ではないけれど、
男性の「専業主夫」はあまり一般的ではないし

社会に出て、バリバリ働いてこそ
一人前の男!って思ってる人は多そう。

婚活でも、男性の方が
「年収」「職業」など能力的な
スペックで判断されがちだし、

低所得、障害者雇用の男性なんかは
女性の眼中にすら入ってないと思う

(女性も年齢と容姿で差別されるけどね)

だからと言って男性の方が
生きづらい、と言うつもりもないよ


男女ともに生きづらい社会


悲しいかな、どっちの性別でも生きづらい。

女性には女性の、男性には男性の生きづらさがあって

その質がちがうだけだと思う

「強さ」も「弱さ」も作られたものかも?


「強さ」も「弱さ」も、
今この社会で生きてるからこその問題

だからこそ、環境を変えてしまえば
悩みが解決する場合もある

伝統的な風潮自体はかんたんには解決できないけれど

職場や学校、住んでいる地域くらいなら、変更できなくもない

それこそ、違う国へ行けば

強い自立した女性だからこそ
モテる、なんてこともあるはず

環境を変えるだけでも、
ぐっと生きやすくなるかもしれない

今回はそういうことをふんわり思った、という話でした


ひとりでも多くの人が
生きやすくなりますように

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