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スマホを駆使していれば済む話。キャッシュレス推奨時代にATMに並んだ結果。

2020年の暮れ。何かと物入りがかさむ日。

私は財布の中身が気になってしまいATMにいきました。

そこにはわりと長い列が・・・。

見渡す限り全てが若者。しっかりと通帳記入までしていました。

そこに感じた政府が後押ししているキャッシュレス化と、世の中の現状とのギャップを思いのまま書きたいと思います。

それではいきます。

コロナ禍でも現金派は大多数存在する

コロナが流行り現金に直接触れたくないという傾向で現金払いを見直す人が一定数増えたと思います。

それに

・カード払いにするとポイントが付与される。

・支払いがスピーディー

・「ATM」に並ばなくて済む

などメリットが存在します。

さらにそれに加えてQR決済も電子決済も普及しスマホ1つで買い物や交通もできる時代になりました。

しかしながら、私のように現金を持っていないと不安になるのも事実で。

現金をもつ理由としては

・使いすぎない

・管理がしやすい

・「どこでも利用できるから」

現在の

日本人の現金決済率は8割を占めています。

その観点から日本人がキャッシュレスに移行するにはまだ少し先の話なのかな。と感じました。

財布も年々小型化

常に流行を見ているアパレルブランドは、最近では大きな長財布から今は小さな財布にシフトしつつあります。

カードが何枚か入り、お札は小さく折り畳まないと入らないような財布がメインになってきています。

小銭なんて指先をつかわないと取れないようなものも。

これもキャッシュレス化を見据えての動向のようで今では車のスマートキーとカード類が一緒に入るケースもあります。

今後はその2つどちらか持てば問題ないでしょ?

というメッセージなのでしょうか・・・。

今後はQR決済が強くなる

pay payやLINE payなどはクレジットカードとは違い常にQRコードを生成するので安心感もあります。

さらに送金や割り勘機能まであり、使えばポイントとして返ってくるなどメリットが豊富です。

それらは今やものすごい勢いで増えていて、過去にポイントバックの宣伝を大々的に打ち出したこともあり、若者からご年配の方まで利用をしているのをよく見かけます。

昨今のコロナの影響でなかなか帰省も難しい中、お年玉も電子マネーやQRで送る方もいるようです。

そのうち旦那さんのお小遣いもpaypayでの管理が普通になる日が近い気もしますね。

銀行ATMに行く習慣とは

・経理業務のため

・生活費をおろすため

・家賃の振り込み

・お財布の中身がない(昨日の私)

通帳記入のため

など現金需要が根付いています。

通帳記入とありましたが

そもそも通帳記入をすること自体ペーパーレス 促進で銀行各社が動いています。

三菱UFJ銀行の「Eco通帳」、三井住友銀行の「Web通帳」、りそな銀行の「インターネット通帳 りそなTIMO」、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト+(プラス)」

今や預金残高もスマホで見れる時代。

上記の各社はその動きを加速しており、三菱UFJ銀行は残高をPDFで印刷もできるようにしています。

その背景には通帳一冊にかかる

「預金通帳の一定時納付」

という納税がのしかかっており紙の通帳だけでも年間2000億のコストがかかっています。

余談ですがZOZOの創業者でもある前澤友作氏が通帳記入を10年ぶりにしに行くという動画が話題となりましたね。

これはこれで恐ろしいですね・・・。

ですので預金通帳は資源の無駄とうたっていますが、実は金の無駄の方が本音かもしれません。

銀行ATM手数料。クレジットカードの普及の影響

銀行ATMの手数料=全銀ネット
クレジットカード手数料=CAFIS

私たちがお金を引き出したり、クレジットカードで決済をしたときに発生する手数料は上記のネットワークに流れています。

クレジットカードの話をすると、特に加盟店は手数料が高く、クレジットカード会社に払うのはバカバカしいと思う方もいるようで、なかにはクレジットの導入をためらうお店もあります。

そのカラクリは。

クレジットカードカード会社と加盟店をデータ上で繋ぐCAFISでのやりとりをNTTデータが大きくシャアを持っているからです。

元々は国営である日本電信電話公社(電電公社)が現在のNTTデータに引き継ぎ、当時の電話回線を独占していた電電公社のネットワークの名残も相まって、手数料が高いままの状態で残っていて、さらにシェアも大きく未だに保持をしています。

クレジットカードの手数料が高いままの状態の後、黒船の存在として別形態で現れたのが電子決済となります。


今後これらがうまくハイブリッドすらすれば手数料も下がる可能性もあります。

まとめ

いかがでしょうか。

スマホ1つでなんでもできる時代。

インドでは高額紙幣の廃止やデンマークやスウェーデンは現金決済に罰金を課すなどの対策をしています。

クレジットカードに移行すればお金の動きも分かるので脱税対策にも効果的と感じています。

日々アップデートを加速していくITですが、それに乗り遅れなく常にアンテナを張ることが、自身を便利にしていく時代と思います。

キャッシュレス化が完全に遅れている日本。現金の管理コストも掛かっております。

ATMに並ぶことは決して悪いことではないですが、「世の中は便利になったというけれど常に忙しいと言っている日本人」

どこか温度差も感じます。

これからはATMに並ばず、その時間をスタバでコーヒータイムにあてるのはいかがでしょうか?

少なくとも私は並びながらそれを痛感いたしました。

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