見出し画像

赤ちゃん向け絵本とおもちゃを楽しむ4歳児を見て感じたこと

4歳の長男が0~1歳の頃に楽しんでいた絵本やおもちゃたち。
しばらく棚の奥の方で眠っていましたが、次男の誕生を機に手の届くところへ置き直しました。
さあ次男くんと遊ぼうかと思ったら、さっそく手を伸ばしたのは4歳の長男。
楽しそうに遊ぶ彼を見て感じたことを、本とおもちゃを紹介しながら綴ります。


赤ちゃん向け絵本とおもちゃの楽しみ方を0-1歳と4歳で比べてみました

「まるてん いろてん」中辻悦子 作

まるてん いろてん|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

文字が少なく、絵の色使いや形もシンプル。0歳から楽しめるということで、長男の育休中に繰り返し読んでいました。
本の角は擦りきれて少々くたびれているけれど、まだまだしっかり楽しめそう。次男にも読んであげたいなぁと思い、子どもたちの絵本コーナーに出しておくと、長男が取り出して「これ、よむ」とのこと。
「えー君はもうこの本は卒業でしょう?」と思ったんですが…4歳なりの読み方で楽しんでいます。
最近、文字を読み始めた長男。絵本と一緒にひらがな表を引っ張り出してきました。
「ま」「る」「て」「ん」と、1文字ずつ指差しながら、自分で読んでいます。
おお、なかなかやるじゃないか。
と、感心したのもつかの間、読み方があやしい文字に遭遇すると、母の顔をじーっと見つめて無言のヘルプ。
うん、全部はまだ難しいよねと思いつつ、一緒に指差しながら声を揃えて読んだのでした。
1歳の頃は黙ってカラフルな丸たちをじっと見つめていた気がするけれど、今は文字を目で追い読む楽しさを味わっているみたい。文字を覚え始めたの長男にとって、ちょうど良い文字の量だったようです。


手作りおもちゃ「カード落とし」

100円ショップで買ったタッパーと、空き箱を使って作った即席おもちゃです。タッパーの蓋に切り込みを入れて貯金箱みたいにしたモノへ、空き箱を切って折り紙を貼ったカードを入れるというシンプルなもの。
1歳の頃はこの切り込みにカードを通すのがなかなか難しく、ひたすら繰り返していました。難なくできるようになって飽きちゃったのか手を伸ばさなくなり、しばらく二軍落ちしていましたが、この度再び日の目を見ることになりました。
緑と赤の折り紙を貼ったカードを見た長男。何やら、蓋を開けて箱を揺すっています。
「おにくとおやさい、じゅーじゅーしてるの」とのこと。
なるほど、おままごとに変身を遂げたのかーと目から鱗の母なのでした。


本やおもちゃの対象年齢を気にするのは大人の方で、4歳ならこれはもう卒業だよね、と思ったんですが、それは早合点でした。
その時その時の年齢なりの思考や想像力を目一杯働かせ、新しい遊び方を創っていく力や楽しさを見いだす柔らかな心。
モノの見方や捉え方を変えれば、新たな面白さを見つけられるよ、と教えてもらった気がします。
もちろん誤飲とか安全面は気を付けなければいけないけれど、対象年齢にこだわりすぎず子どもがどんな風に本やおもちゃと向き合うのか観察しながら、親も一緒に楽しみたいなぁ。
さて、次男はどんな反応を示すかな?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?