見出し画像

家族への頼みごとは言うより書いて伝えてみる

家族への頼みごとって結構気を遣います。

掃除機をかけてほしいとか、読み終わった雑誌は片付けてほしいとか、頼みごとの中身は本当に些細なことなんです。
家のことなんだから誰もがやるべきだし、やってもらうことに引け目を感じなくていいはずだけど、言い方とかタイミングによって気まずい空気になることも。相手が疲れたりイライラしていたりすることに気づかず、どーんと言ってしまうと、場の空気がトゲトケしちゃうのは避けたいところです。

なので、そんな時は頼みごとを書き置きしています。
言った、言わないの小競り合いも避けられるし、書くと感情を乗せず落ち着いて伝えられる気がします。頼まれる方も、自分宛てのお手紙って悪い気がしないのか、受け取ってくれることが多いです。
私にとっては、頼みごとを書くといい点がもう一つ。「言われる前に気づいて~」というイライラが「どうやって伝えようかなぁ」とちょっと楽しい気分に変わるのです。おどけたりユーモアを混ぜて言ったりは苦手ですが、とぼけたことを描くのは好きで、頼みごとの横にお絵かきしています。

例えば、掃除機をかけてほしい時。
「散らかってるの気づいて~掃除機くらいかけてよー」ってガツンと言うと角が立っちゃうなぁと思って付箋を書いていたら、遊び心が動き出してしまいました。
ホコリだらけの床を歩きたがらず宙を飛びながら掃除機をかける人が浮かんできちゃったんです…付箋を見つけた長男と一緒に「そうじき かけたろう」と命名。
長男が気に入って「そうじき かけたろう~」と連呼するのも奏功して(?)夫も苦笑しながら、ガーガー掃除機をかけてくれました。

卓上カレンダーに貼っておいた付箋。
そうじき かけたろうが行く

家族で読む雑誌は読んだら付箋にチェックを入れて、2人とも読み終わったら捨てよう、としました。脇に描いたおじさんには、これまた息子と一緒に「よめーるさん」と命名。

夫と私、それぞれ名前の横の四角に
チェックを入れることにしました。

おとぼけ付箋は息子が面白がるので、しばらくおもちゃにしています。
雑誌も早く読み終えて、よめーるさんを献上する予定…

家族って距離が近いからこそ、コミュニケーションが難しい。
毎日やることに終われて目が回るし、イライラが募ることもあるけれど、お願いしたいことは飲み込まず、お互い和やかにやり取りしたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?