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2人目出産後の読書中の記録-こんな本を借りました-

今日は、図書館でこんな本を借りました、というお話です。

先日、産後落ち着いて本を読めなくて…という記事を書きました。

読まないと余計に読めなくなる気がして、引き続き細々と読み続けています。本が遠い存在になってしまうのは、やっぱり寂しいので。
図書館へ行くと、子どもたちの絵本を借りるついでに自分の本も2~3冊借りています。本棚を回って背表紙をじっくり眺めながらどれを借りようかしら、なんて贅沢な選び方はできず、Webで予約するか直感に任せて本棚からえいっと選ぶかのどちらかです。
先日借りた3冊の選び方もまたしかり。
まだ全て読みかけですが、こんな本を借りた、というのも自分の関心が何に向かっているのか探るきっかけになるかも、と思ったのでこちらで書いてみます。


先日図書館で借りた3冊の本たち。

①[ポケット版] すてきなあなたに01 ポットに一つ あなたに一つ

雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子さんのエッセイ集。1969~1974年の暮しの手帖に連載で載ったものが一冊にまとめてあります。書かれたのは少し遠い時代だけど、本のテーマは「日々の暮らし」という近しいもので、自分に引き寄せて読んでいます。1編が2~3ページと短いので、「ちょっと一杯立ち飲み」ならぬ「ちょっと1編立ち読み」スタイルで、ちょこちょこ読み進められるのも気に入っています。

②注文に時間がかかるカフェ-たとえば「あ行」が苦手な君に-

吃音を持つ10~20代の若い人たちが、1日限定でカフェの接客に挑戦できるプロジェクト「注文に時間がかかるカフェ」略して「注カフェ」。立ち上げたのは、自身も吃音でカフェでの接客アルバイトを諦めた経験を持つ30代の女性でした。彼女や参加者へのインタビューを中心に、吃音当事者を取り巻く現実や抱える悩み、注カフェに参加してからの変化等を伝えています。
私自身は吃音について知識がなく、当事者がどんなことに悩み、傷ついているのかも知りませんでした。
スムーズに言葉が出てこないが故に周囲にからかわれたり、人との会話を避けてきたり。多感な時期に彼らが経験した辛いエピソードに、心を揺さぶられています。
著者の大平一枝さんは以前フリーペーパーでコラムを初めて読んで以来、好きなライターさんです。この本を借りるきっかけにもなりました。未知のテーマの本を手に取る時って内容についていけるかな…と弱気になりますが、著者が好きな作家さんだとハードルが下がる気がします。初めての土地で信頼するガイドさんに付いていく感覚に近いかもしれません。

③DVDつき心と体を癒す手のひらマッサージ
-肌荒れ、肩こり、ストレス、認知症予防…手のケアが心身にも働きかける

子どもたちの保湿をきっかけに気になって、借りてみました。
特に長男はお肌が敏感で、お風呂の後や寝る前の保湿が欠かせません。最近は寝る前に必ず「お手てかゆーい、おくすりぬって~」とせがむ長男。次男を授乳する私を見ての寂しさもあるのかな、と感じています。
保湿と一緒に安心感も与えられるといいなーと思いつつ、表紙をめくってみたらセルフケアの解説から始まっていました。
あら、自分の手のケアなんてすっかり忘れていたわ。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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