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満月収穫,レモンバームシロップ 魔女暮らし日記 7.24.2021

やっぱり昨日は体調がおかしかったのかもしれない。
よくわからないが、エアコンの効いた部屋でぐっすり寝たせいかしら?
お昼寝から起きたら、鼻がムズムズして、喉も痛痒くて、右目もものもらいのような違和感が。

わたし、カビアレルギーがあることは検査で判明していて。
ハウスダストではなく、カビ。でもカビって季節にもよるし、目に見えないし、反応するカビと反応しないカビがあるようで、わたしもよくわかってない。いつも突然なって、突然終わる。
たぶん連日の畑作業で疲れていて、免疫力が落ちてたから反応した気がする。蕁麻疹も疲れていたり、ストレスがあるとでやすいし。

などと考え、今日は遅めの朝。6時に起床(暑くて起きてしまう)。
水やりなどをすませるが、朝の畑仕事はおやすみ。

昨日は軽く考えていたので、あのあとほんとうにバジルを摘みに行ったのが追い打ちになっているような。

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だってこんなに成長しているんだもの。
葉が黄色くなってダメなものも、花が咲いたものもあるので摘芯すれば8月ワンチャン摘めるか?
などと物欲をかもしだしたのがいけない。

すへてのバジルのおいしいところを摘み取って、ダメなところも摘芯して。
汗だくふらふらになりながら涼しい夕方40分の作業。
え、40分でわたしこんなにバテバテなの?と信じられなくなる。
鼻をむずむずさせながら家に帰り、バジル仕事。

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虫もいなくて(ほんと最近はアオムシ!イモムシ!蛾の幼虫ばかりだ!)きれいなバジル。
これをバジルソースにして保存。
わたしはこれをトマトにつけて食べるのが好き。

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うちのトマトは真っ赤でフルーツみたい。
無農薬の甘さ。おやつに食べているが、お通じもいい。

先日、1度目のバジル仕事で作ったソースを使って、冷静パスタを作ってみた。というか麺を茹でてからめただけ。

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おいしかった。バジルは最強だ!
2度目の収穫で作れた量は少なかったのですぐになくなってしまうと思うけど…。

オリンピック開会式を見ながらバジルソースを作り終えて、蓄積した疲れをどっと感じるわたし(遅いよ)。
あれっ、喉痛い?鼻やっぱおかしい?そういえば眠い!と再確認。
喉や鼻の呼吸を楽にするといえば…あ、さっきいいの作ったじゃん。

レモンバームシロップ!

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…わたしは自分のことを先読みしてこれを作ったというのか?

レモンバームはフレッシュをハーブティーにするのがいちばんいいと思うけど、年中手頃なレモンバームがなければドライにするしかない。
でもレモンバームのドライって、なんかフレッシュと違う気がする。摂取した時のエネルギーの広がり方が。
フレッシュだと花形の曲線で広がるのに対して、ドライは星形に尖るものを感じる。若干だけど(しかも個人的な見解です)。

なのでフレッシュをいかに加工するかがレモンバームの鍵だと思っていて。
そうするとティンクチャーかエレキシルか。
シロップはその中でも優秀だし子供でも飲めるし安全だと思う。

レモンバームは、眠りづらい夜の精神安定にいいというのが有名だが、神経や痛みを鎮めたいときにもいい。
鼻のムズムズも喉の痛痒さも鎮まるかもしれない。

さっそくソーダ割りで。(暑いからお湯割りできないよ)
シロップ多めの甘いソーダを作る。
強炭酸の刺激を抑えるために水も少し入れる。

飲んでみると、おいしい。飲みやすい。
マリブ(ココナッツのリキュール)を入れたのがいい。相性抜群すぎ。

そしてしばらく経つと、なんとなく鼻も喉もおさまっている気がする。
私の場合は疲労による免疫力低下によって、ふだんはなんともないカビに反応しちゃったってところなので、これを飲みながらよく寝て疲れをとれば元に戻る…はず。

レモンバームすごいな〜
それにしても、昨日、レモンバームの茂みが光って見えたのは?
よく野生動物が自分に必要な薬草を見分けることができる本能があるというが、まさかそれ?
わたしワイルド?
その前には、オラクルカードも引いていたので不思議だ。

でもいい。これがなんのせい、と決めつけるのは浅はかだ。
共生していれば不思議なことが起こるのは当たり前だ。
靴屋さんの靴が朝になったら出来上がっていたとか、川から桃が流れてくるとか、アオムシに葉っぱを全部食べられていたとか、たぶんよくあることなのだろう。

本能ではわかっていても、わたしの意識が察知していなかったから(薄々わかってたけど無理したと言うほうが正解)、わたしのような直観タイプは意地をはらないほうがいいと教訓だった。
妖精さんたち、気づくまでよけい働かせてごめんね…。


ところで、こうした魔女暮らしの日々は、毎日が修行だと思っている。
それは書物だけではわからないことを実践することによって得られる気づきや直観(直感ではないよ)を感じるためだと思う。

わかりやすく言えば、本で知ったことと、実際にやったことは、当然後者もやった方が説得力がある。
わたしは本で知った知識をひけらかす人が嫌いだ。今の流行りなのかもしれないが、マニュアル本や解説本や図解本を読んで、そのままを他者に説明する人が嫌い。
なぜならわたしは、そんなことよりも「で、きみはそれを知って何を思うの?」というほうが気になる。

だからわたしは「ソクラテスの弁明がおもしろい」と言っても、その内容をわたしが説明するのではなく、わたしがこう感じて、こう思ったよ、という文章を書こうと心掛けている。
それに興味が湧いたなら読めばいいし、他に解説本がでてるわけで。

わたしの魔女暮らし日記も、多くの魔女さんたち、これからそういう生活をしたいなという人たちが読んでくれていると思うが、知識だけ盗んでも意味ないということを言っておく。

今日の話で言うなら、レモンバームシロップを作って飲んでみることだ。
人それぞれだから、感じ方が違うと思う。
もっと研究したければレモンバームを育てるところからやるといい。

とにかく、春分図・夏至図でも判明しているように、小手先だけの知識や技術は淘汰される。
わたしは今、自分の持病を治すために取り組んだハーブと向き合う時間(経験をつむ時間)を作っている。来年はまた目標が変わるかもしれない。
でもそれらはすべて、自分の経験をつむための修行だ。

どこかの料理研究家が、「料理がうまくなるためには作った数」と言っていたし、わたしの知ってる超すごい手芸の技をもったクラフトマンは「がまぐち作りがうまくなるにはとにかく多く作ること」と言っていた。
結局、真摯にそれに向き合った時間と経験がものを言うと思う。

はじめはうまくできないし、失敗ばかりだ。
わたしも植物を枯らしたし、料理も家事寸前・爆発もどき事故・シンク洪水事故もあった。
わたしの名言の中に「100発撃つとしたら1~50発までは失敗前提」というのがあって、それでも7割型わたしは失敗だと感じてしまう完璧主義(潔癖症)だ。

その努力は無駄にはならないと思う。
まず何かやったらいいのさ。その時間がもったいない。
今日も善い一日を。


時間がないよって人は、この動画がめっちゃよかった。


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