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カオスからの転換


きょうは今は転換点を過ぎた地点にいることを示唆する記事がいくつかあったので紹介するにゃ。

① 米株価と長期金利の順相関は続くのか?

きょうのNewsモーニングサテライトのプロの眼が面白かったにゃ。ここ2、3年は金利が上がって、つまり国債価格が下がって株価も下がるというW安の逆相関だったけど、去年末あたりから金利が下がって株価が上がるという、セオリー通りの関係ににゃってきてるというお話だったにゃ。

テレビ東京・モーサテより

コロナを経て景気が減速しかけてたところにインフレが起こって金利を上げざるを得ない状況になるというバグがようやく解消されつつあるということかにゃ?
「世界の製造業、5四半期ぶり増益に転換」という記事が一面に載ってたように、今年も正常化の流れが継続していけば、増益期待は膨らんでいきそうにゃ😸

② テック株への配分、3年半ぶり高水準

セクターごとの配分状況に関する質問で、テック株の持ち高を「オーバーウエート(強気)にしている」との回答比率から「アンダーウエート(弱気)」を引いた値はプラス36だった。1月調査から10ポイント上がり、全11セクターのなかで最大となった。
投資家心理の改善傾向は鮮明。今後12カ月で世界景気が後退する可能性が「低い」とする回答比率は「高い」を22年4月以降で初めて上回った。投資家のリスク選好度が高まり、運用資産に占める現金の割合は4.2%と、1月調査から0.6ポイント低下した。

日本経済新聞

大和証券の木野内栄治さんが「大テック相場が来る」と予言していた通りの展開ににゃってきてるにゃ😹 バブルだと警戒する声も少なくにゃいけど、気をつけながらこの大波に乗るしかにゃいのが今の状況にゃのかもしれにゃいですにゃ。ひとつ言えるのは、先行きを見通せにゃいカオスが解消して、比較的安心して強気に転換できてる、ということですにゃ☝️

③ 【スクランブル】株高「半導体1強」映す 主要銘柄の占有率高水準

過熱感があっても「半導体株を買わざるを得ない」という投資家の事情もある。GCIアセット・マネジメントの池田隆政シニア・ポートフォリオ・マネジャーは「株価の格差はITバブルを思わせる」との印象を抱きつつも、いまだ持ち高の約3分の1を半導体関連に集中しているという。「半導体や一部の大型株以外は業績の不透明なものも多く、資金を振り向けにくい」(池田氏)
JPモルガン証券は海外投資家の日本株買いをセクターごとに分類した。半導体関連の買越額は23年以降累計1.8兆円と全業種で首位で、2位の自動車・部品(1兆円)の2倍近くだった。
高田将成クオンツストラテジストは「企業業績などで正当化できない勢い任せの株高の面が強く、このまま日経平均が最高値をつけても買いが続かず利益確定売りでストンと落ちる可能性がある」とみる。東エレクの予想PER(株価収益率)は45倍台と、過去5年平均(22倍)の倍以上だ。

日本経済新聞

ほんとここ最近の日経平均の上昇の恩恵を受けられてるのはごく一部で、それくらい半導体関連の一握りの銘柄に集中してますにゃ。たださっきの記事にもあったように、どうやら世界は大テック相場の序章にいるみたいだから、警戒しつつもこの波に乗るリスクを取っていくことも必要にゃのかにゃ? 荒波の中でもしっかり自分の軸は持ちにゃがらチャンスを伺っていきたいものですにゃ😼

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