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天気雨


① ASEAN、日本に変革迫る 特別首脳会議

しかし、日本の経済的な存在感は低下の一途だ。1990年のASEANの貿易総額に占める日本の割合は21%と国・地域別で首位だったが、2022年には7%と、中国(19%)や米国(11%)、EU(8%)に次ぐ4位まで下落した。
(中略)
長城汽車のEVの人気モデル「欧拉好猫(ORA GOOD CAT)」を試乗したターナさん(62)は「デザインが洗練されている」と絶賛。「中国製EVのラインアップは圧倒的で価格が手ごろ。日本車の時代は終わった」と言い切った。

日本経済新聞

バブル期と比べるのは少し酷かなと思うけど御多分に洩れず東南アジアでの日本のプレゼンスはダダ下がりにゃ⤵️ 日本経済の柱である日本車も「終わった」とまで言われる始末😿 まだまだ下がり続けるのか、それとも今が底で反転方向に向かうのか🤔 そういう流れでみると、通貨は国力のあらわれ、今後の円の行方も大事ににゃってくるかもにゃ⏬

② 円反発でも需給の壁消えず 「強い円」の時代なお遠く

22年以降、米欧の中央銀行がコロナ後の消費急拡大やウクライナ情勢による物価の過熱を抑えるため、大幅な利上げを実施した。それが日本との金利差拡大を材料にした歴史的な円安局面を招いた。その直前の21年までの円相場を振り返ると、ほぼ5年間にわたって110円前後の水準に張りついていたことが分かる。
22年以降に起きたのは、日本の需給構造の変化だ。貿易・サービス収支の動向をみると、21年までは月ごとに黒字と赤字が混在する状況が続いていたが、22年以降はほぼ一貫して赤字になる状況に変わった。赤字は円安要因になる。
金利差は景気や物価の循環に伴って拡大・縮小するが、貿易や投資に伴うお金はマイナス金利政策を続ける日本よりも、より成長期待の大きい海外にとどまりやすい。恒常的にお金が海外に流出する「円弱」の時代には、金利差が縮小に転じても110円時代はなお遠く、以前ほど円高が進みづらくなるわけだ。

日本経済新聞

ようやく歴史的な円安水準から一歩遠ざかった感じだけど、ほんの2、3年前までの110円台には到底戻らなさそうな雰囲気☁️ マイナス金利を解除したところで実質金利差は大して変わらにゃいから、「円弱」基調は当分の間続きそうにゃ🙀

③ 【Market Beat】個人に芽吹く「順張り投資」

JPモルガン証券の高田将成クオンツストラテジストが過去の実績を基に、NISAによる日本株へのフロー影響を試算している。まず現状並みで新規の口座開設が過去平均の年120万件規模、1口座の買付金額が直近5年平均の23万円を保つ場合。購入から売却を差し引いた買越額は23~27年の5年間で5.0兆円となる見込みだ。
投資への関心が高まり口座開設数が年150万件、1口座の買付金額が30万円に伸びれば5年間の買越額は6.7兆円になる。長期保有の浸透で売りが抑えられるより積極的なシナリオでは9.4兆円に膨らむ。アベノミクスへの期待剥落で海外投資家が日本株を手放した15~19年の売越額(9.7兆円)をほぼ吸収できる規模だ。

日本経済新聞

雨降って地固まる、ちょっとは明るい兆しもあるにゃ🌤️ 新NISAが始まると投資に流れるお金が増えて、まあだいたいはアメリカへ行くんだろうけど、長期投資が根付けばちょっとは日本もおこぼれに預かれて、アベノミクスのときに海外勢から失望売りされた分を補える規模になる、だから長い目で見れば日本市場も底堅い、にゃんていう予測もあるにゃ😸 いずれにせよ、来年、再来年にかけて日本にとっては再浮上のラストチャンスかもですにゃ😼

まさに天気雨的な状況と言えますにゃ。


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