【ねこの経済視点】 シード期
① 景況感改善、賃上げ期待 円安が製造業の業績押し上げ
そう言えば、ドル円が150円にタッチしそうになっても、すっかり「悪い円安」って聞かなくなったにゃ。10%円安になるとなんだかんだプラマイでGDPを0.1%ポイント押し上げるらしいにゃ。
けど、先行きに関してはインバウンドの恩恵を受けてる宿泊や飲食で3ポイントの悪化を見込んでいて、大企業非製造業の価格判断DIからは「値上げ余地が少なくなっている可能性がある」らしいから油断禁物ですにゃ。
② 【スクランブル】需給不安を覆す銀行株
こちらも日銀短観の話題。大企業も中小企業も、都会でも田舎でも設備投資への意欲は高まっているそうにゃ。その背景についてみずほ証券の大橋英敏さんはきょうのモーサテでこう言ってたにゃ。
中でも②の経済安保と④の国内回帰をポイントとして指摘してたにゃ。この動きが加速すれば地方にも恩恵が及びそうですにゃ。
③ 【プロの眼】“ブラックマンデー“再来説
もう一個大橋さんネタ。SNS界隈で最近、ブラックマンデーのときと株価の動きが似てるって話題になってるけど、そうした危機がいつ来るかどうかよりも、過去の経験から、その後どうなったかを知っておくことの方が意味がありそうにゃ。
ブラックマンデーほどのショックが起きれば、政府・中央銀行から何らかのバックアップがあるはずだから、とにかく狼狽しないことが大事ですにゃ。
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