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【ねこの経済視点】Cプラン

① 【Market Beat】「円キャリー天国」条件整う

結局、米国側にインフレ収束のメドが立つか景気が急減速するなどして利下げの道筋が明確になる以外、円売りの機運をしぼませることは難しいかもしれない。日本側は昨年以上の厳しい戦いを強いられそうだ。

日本経済新聞

円キャリー取引をする上で欠かせないのが金利差はもちろん、安定したボラティリティーだそうで、金利差をボラティリティーで割った円キャリー取引指数は0.6を超えて安定していて、円売りしやすい環境にあるらしいにゃ。
けど、ここまで急ピッチに円安が進んできたから今のところあまり積極的に円キャリー取引をするような動きは鈍いみたい。
日銀もボラティリティーが低い中で円買い介入もしづらいし、マイナス金利解除したところで金利差の縮小は微々たるものだし、結局はアメリカ次第、ということですにゃ。

② 脱炭素に「AND」の哲学 ESG投資、現実的「移行」に

見直されているのが、温暖化ガスを多く排出する企業をクリーン化するトランジション(移行)や、それを後押しするエンゲージメント(働きかけ)。これならば「クリーンエネか石油か」の性急な二者択一と一線を画し、ANDの投資ができる。
(中略)
ANDの視点に立ち、脱炭素に向け現実的な歩みを進めることの重要性は、今後50年の資本市場でさらに増していくに違いない。

日本経済新聞

最近の株式市場の動きを見ていてもわかるけど、いわゆるオールドエコノミーの復権が顕著にゃ。コロナ禍で社会の仕組みを変えるような次世代技術に対する期待が一気に膨らんで、石油とか重厚長大産業はオワコン扱いされていたことが遠い昔のようですにゃ。

AかBかだけではなく、Cという第3の選択肢を用意しておくことが大事になってきそうにゃ。

③ 原油100ドル超えない 80ドルに急落も?

テレビ東京 ニュースモーニングサテライト

アメリカの専門家のお話だと、中東の地政学リスクとかハリケーンでアメリの原油生産が止まるとかしない限りは100ドルは超えないとみているそうにゃ。それどころか、弱い経済指標がたくさん発表されれば80ドルまで急落してもおかしくないらしいにゃ。

本当にそうなってくれたら一安心にゃ。

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