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来るか中小型の波


① 米赤字企業株10月末比30%高 主要銘柄の上昇率超す

利下げと景気の底堅さが共存する「いいとこ取り相場」への自信を深めている米市場。米ウォール街きっての弱気派で知られる米モルガン・スタンレーの株式ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、米景気が底堅いうちにFRBが利下げ方向に転換したことで「長い目でみて小型株が魅力的になる」と指摘する。
もっとも、景気が悪化しないうちにFRBが利下げに転じるというバラ色のストーリーには疑問の声も上がる。明治安田アセットマネジメントの河上康弘グローバル株式運用部長は「年明け以降出てくる決算も悪い数字が予想され、いまの株価上昇が長続きするとは思えない」と警戒する。

日本経済新聞

たしかに、ここ最近はマグニフィセントセブンがすっかり息を潜めて小型株のラッセル2000が盛り上がり始めてましたにゃ🐱 ウォール街きっての弱気派が小型株を推してると言うと、にゃんだかそれだけで説得力がありますにゃ😹 今は逆業績相場から金融相場への入り口に立っててその先に行けるかどうかといった感じかにゃ🤔

② 【スクランブル】中小型株、来年は追い風か

マックスの24年3月期の純利益は前期比23%増の93億円と前期に続いて過去最高を更新する。けん引役は建設現場で使う鉄筋結束機だ。初心者でも操作でき、熟練工の手作業より工期を4割短縮できる。
建設現場の人手不足を追い風に先進国で需要が急増した。今期の売上高は310億円と7年間で3.5倍に拡大、売上高全体の4割近くを占める。「国際的な特許で固めており、世界市場のシェアは9割近い」(角芳尋専務)。東南アジア市場への進出も視野に入れる。
広済堂HDも24年3月期の純利益は21%増の49億円を見込む。本業の印刷業の不振で赤字体質が続いていたが、21年に就任した黒沢洋史社長が流れを変えた。子会社が手掛ける葬祭業の成長性に着目。都内に6カ所保有する火葬場の休憩室を式場に改築し、式場を前期の35カ所から今期は62カ所に増やした。「都内で亡くなる方は2065年まで増え続ける」(黒沢社長)。武士道アセットの杉山社長は「今後40年間、需要拡大が確定している事業はそうはない」と投資した理由を説明する。

日本経済新聞

日本でも小型株の投資妙味が増してきてるようですにゃ😼 記事に挙がってた銘柄はどれも「構造的要因による需要拡大を捉えた点」が特徴として指摘されてるにゃ🧐 そう言う意味では、きのう固まった一般会計の予算をみてどういうところに重点配分されてるかをみてみるのも参考になりそうにゃ💡
ちなみに日経に載ってたビジュアル解説を見てみると、GX関連が6633億円と目立っているにゃ⏬

③ 市場が求める企業の稼ぐ力 資本コスト開示まだ7%

経営層に資本コストへの理解が浸透していないのも開示が進まない要因の一つだ。三井住友DSアセットマネジメントの藤原秀洋シニアインベストメントオフィサーは「(経営者側には)資本コストはゼロとの発想が根強く、日本には胸を張って自社の数字を語れる経営者が少ない」と指摘する。みずほ証券の菊地正俊チーフ株式ストラテジストは「資本コストと資本収益性との比較や資本政策、成長戦略の3本柱を記載すべきだ」と注文を付ける。

日本経済新聞

中小型株の銘柄選別という観点では、こういった情報開示の姿勢もひとつふるいに掛けられる指標にしたいですにゃ☝️ 資本コストがゼロと思ってる経営者が多いにゃんていう指摘は驚きというか唖然とするしかにゃいにゃ🫢 実際、資本コストを開示してる銘柄の方が総じてパフォーマンスが良いそうで、いくら事業が有望と思えても最後はきちんと経営陣の質についても確認しておくことを忘れずにしたいですにゃ😺

クリスマスイブイブにゃ🎄🤶

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