生産性の高め方~手持ち仕事をいかに手放すか~
リモートワークが広がるにつれ、仕事をする上での生産性についての話題が増えているように感じられます。今回は、生産性向上=仕事を手放すとはどういうことか解説します。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【生産性の高め方~手持ち仕事をいかに手放すか~】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・チームマネジメントを担当されている方
・日々業務に追われている方
・生産性を高めたい方
生産性とは?
生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法
(ウィキペディアより)
つまり生産性の高い人材とは付加価値の高い・組織への貢献度が高い人材ということですね。
生産性を高めるには?
生産性を高めると聞くと、残業をしないように効率的に仕事を終わらせるという回答をする方が多いです。
しかし、上記定義に当てはめると、それではその人材は付加価値は特に無く、あくまで会社の想定範囲(労働資本)内の働きしかしていないということになります。
つまり生産性を高める=残業しないということではないのです。
ではどうすれば生産性を高められるでしょうか。それは今手持ちの仕事、会社から与えられている仕事を一日でも早く手離れさせることです。
仕事を手離れさせるとは?
ここまでお読みになられている方にお聞きします。
今、あなたの行っている日々の仕事は、どのように思考し、改善を効率を高めているでしょうか。
簡単に解説すると、
会社から与えられたミッション(As is)
→業務タスク(ToDo)
→仕組化(structure)
→自動化(FA)
上記のように自分の仕事を分解しタスクに落とし、仕組化・自動化する事で、その仕事は手から離れます。
自動化できずとも仕組化する事で、業務の属人化を防ぎ、体系化することが可能になり、あなたはその仕事から解放されます。
すると、次のミッションに取り掛かることが可能です。それを繰り返すことであなたは一人で何人分の仕事も行うことが可能です。
これが、付加価値の高い、生産性の高い人材という事だと思います。
もう一度お伺いします。
今あなたの仕事は属人的になっていませんか?
一昔前は、それが市場価値の高い人材ということもあったかもしれませんが、情報社会の今、一部を除く属人的な仕事に価値はないと思います。
(少し前の投稿でお話した大工の話と同じです。)
それよりも自身の仕事を手放し、どんどん次のミッションにチャレンジできる人材に、市場価値があると考えています。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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