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営業マンが陥るダメな思考マインド~受注できなかったのは誰のせい?~

先日、私の事を売込んでくれるパートナーセールスの方が発した一言に考えさせられることがありましたので、共有させていただきます。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

受注できないのはお客様のせい?

これは、ある日のパートナーセールス(P)と私谷田部(Y)の会話の一部です。

P:谷田部さんのコンサルに興味をお持ちの企業へ提案をしてきました!

Y:いつもありがとうございます!

P:でも聞いてくださいよ!こちらが提案したコンサル金額じゃ全然合わないっていうんですよ!!私怒っちゃいましたよ。

Y:落ち着いてください~。先方はなんて言ってるんですか?

P:予算合わないけど、是非仕事をお願いしたいって…なんか谷田部さんが買いたたかれてるみたいで、費用対効果は絶対合うのにあのお客さん意味わからないですよ。

Y:いやいや別にこの契約まとまらなくても私もPさんも困らないじゃないですか。そんなに怒らないで下さいよ。(笑)

正論だけでは上手くはいかない

私も営業マンの時は、受注出来ない時、あのお客さんわけわからないって言ってたな…と懐かしい気持ちになりました。

このお話では、確かにその会社では私を使った方がコスト削減や諸々の経営状況が良くなりそうな状況でした。

しかし、私が思うに、正論だけで物事が判断できるのであれば、営業マンのような調整役や仲介者は必要ないと思います。

正論が正しいのは、机上だけであり、世の中はもっと様々な要因が絡み合い物事が判断されています。

良い提案=お客様が求めている提案とは限らないのです。

お客様はコントロールできない

絶対に、お客様がOKを出す提案をする。でもよくわからない外部要因や内部要因でNGになる。

営業は切った張ったの世界です。一見理不尽な理由で断られる経験が少ないと、ダメな理由をお客様に求めてしまいます。

お客様を思い通りにコントロールできると思っている内はまだまだ営業マンとしてはヒヨッ子だということです。

※私は24歳~26歳までこの思考で成功したら自分の手柄、失敗したら相手のせいにしていました。

最後に

営業マンが成長できる機会は2つあると思っています。

①社内でも社外でもなんでもいいから1番を本気で目指してどんな小さな賞でも、どんな小さなカテゴリでもいいから1番になる事。有言実行で言葉と責任を全うした時。
②営業成績が振るわず、スランプに陥ったときに逃げずに、その原因から目を背けずに向き合う事。

この自己肯定と自己内省をどれだけの数、時間費やすことが出来るか。

改めて自身に問いかけて頂きたい。

『受注できなかったのは誰のせいですか?』

以上、またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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