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経営者の資産形成術~経営者だけの特権~

起業する一つの特権として、経営者だけが利用出来る資産形成術があります。最近経営者になられた方、是非ご覧ください。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

資産形成は土台を作ることが大切

資産形成と聞くと、株取引や為替取引をイメージされる人がいるかもしれません。

確かに、株取引も資産形成の一つの手段ではありますが、元本割れのリスクがあります。

元本割れのリスクがあるものは資産形成の土台にはなりません。

もっと確実な、元本割れのリスクのない資産形成が必要です。

一般の会社員には元本割れのリスクのない資産形成としては、

・国債
・銀行預金

しかありません。

超低金利時代に、その利子では資産を形成することが出来ません。

では、経営者はどうでしょうか。

経営者には、経営者しか利用することが出来ない、国が用意している資産形成の仕組みがあります。

今回はその中でも有名な2つをご紹介します。

①小規模企業共済(中小機構)

簡単に言えば、社長の退職金を形成するための積み立てです。

メリットは、

・掛け金が全額所得控除
・退職金控除対象で積立金を受け取れる
・元本保証、特定利率(1%)

つまり、リスクなく(元本保証)節税しながら(所得税控除)複利運用(1%)することが出来るという、一般的には考えられないような仕組みです。

②経営セーフティ共済(中小機構)

取引先倒産による資金繰り悪化を食い止めるための資金調達方法

しかし、上記目的とは別にメリットとして、

・掛け金が全額必要経費
・早期に解約返戻金が100%に、元本保証

つまり、リスクなく(元本保証)節税しながら(経費化)法人に資金をプールすることが出来る仕組みです。

民間の保険会社でも、ここまで優良条件の法人保険はありません。そもそも保険では全額損金はほとんど難しい。

最後に

上記2つを併用することで、法人、個人の節税を行いながら、元本保証で資産形成を行うことが出来るという優れモノです。

私も起業するまではこんなに資産形成に優れた仕組みを国が用意しているなんて思いもしませんでした。

経営者の皆さん、民間保険で節税するよりも先に、取り組むべき資産形成があると思いますので、一度顧問税理士に聞いてみてください。

以上、またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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