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みんなで哲学 -テーマ「マウント」
■本日も、バンクーバーので開催している哲学ルームについてレポ
今日も、まず 自分の心と思考を感じることから
日々の暮らしの中で、ふわっと浮いてきた言葉や、最近気になるキーワードを、テーブルの上に出し合うことからスタート。
![](https://assets.st-note.com/img/1714786854669-dYEWNB3SoI.jpg?width=800)
ちなみに、本日は「マウント」というテーマに決定!
ちなみに、今回は、アーティストな皆様の集まり。
さて、
「マウント取るやつ、いやだよね。」
なんて、言い方を世間では するわけですが、
マウントって結局、なんなのだろう?
■「マウント」と聴いて思い浮かぶ問いを出してみる
ということで、問い出しタイム。
「マウント」と聴いて 連想される問いを自由に出していく。
わたしは、付箋に書き留めていく。
なぜ、マウントを取るのか?
見栄?
本人は気づいているのか(自覚しているのか)?
取られやすい人ってどんな人?
取りたいと思うのは、どんな時?
人は、いつから取り始める?
あなたは、取られた時、どうする?
そもそも、マウントとは悪なのか?
いいマウントってある?
そもそも、マウントって何?
取った人は気持ちいいのか?
マウント取る人=頭の回転が速い人?
言う人が違うとマウントにきこえる..それはなぜ?
人間関係に支障はでるのか?
いつできた言葉?(昔なかったよね?)
■マウント=悪と思っていたけれど
ここからは、対話の中から、
わたしにヒットした箇所と私の頭の中をシェアしていく。
今日は、猿山のボス猿の話から スタート。
マウントとは、そういうトップ争いから来たんだよね、という話に。
とすれば、マウントとは、「生存」「地位の保持」と関係がありそう。
人間社会でも、「生き抜くために」マウントが存在する模様。
(無意識含む)
で、どうしてマウントを取るかと言うと
「不安や恐れ」が、背後にあるんじゃないか。
でも、あえて、マウントを取るケースもある。
という話が、とても面白かった。
例えば、めちゃくちゃ鼻高々に村に入ってきた人がいるとする。
めちゃくちゃ、村民は不快になる。
そこで、村の強者が現れて、あえて、ちくりと言う。
「お前、そんなんで、いばってるのか。俺には、普通だぞ。」と。
そんな場面。
(あえて、鼻を折るという感じかな?)
そんな話から、マウント=悪と思っていたけれど、
使い様なのかもしれないなと。
というか、マウント自体に、良いも悪いもないんだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1714787220116-4C6S1Gnty8.jpg?width=800)
となると、マウントって、マウントを取る人の発言だけでなく、
もっと、いろんなもので構成されている気がする。
受け取り手の影響も、少なからずありそう。
受け取り手にも、生存・保持・不安・恐れがあるんだ。
「マウントを取られやすい人もいる気がする」
「自分のあれこれを、マウントと受け取る人とは、お付き合いしない」
「わたしも、マウントと受け取られているかもしれない」
「あの人が言うことは、マウントに聴こえないけれど、
この人だと、全部マウントに聴こえる・・そんなこともある」
「年齢やジェンダーでも違うよね」
そんな言葉も聴こえてきた。
結局、マウントって。
化学反応なんだと思う。
あなた×わたし。化学反応が悪かったんだ。
そんな時は、自分の心を守るためにも、バウンダリーを。
でも、それだけで、いいんだっけ。
わたしは、どうして、
今回 “マウント”と出会ったんだろう。
もし、マウントと出会うことがあったら、
ちょっと、1人で静かに考えてみたい問いかな。
ということで、今日も、短めですが、
ここまでが、今日現在のわたしの脳内のまとめ。
対話してくださった皆様、ありがとうございました。
■最後に「マウント」に関する名言をシェア
あなたは、どう思う?
人間は誰もが考えている。インテリだけがそれを自慢しているのだ。
■次回開催
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5月も平日&週末開催予定です
(リクエストも随時受付しています)
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