見出し画像

みんなで哲学 -テーマ「マウント」



■本日も、バンクーバーので開催している哲学ルームについてレポ

今日も、まず 自分の心と思考を感じることから

日々の暮らしの中で、ふわっと浮いてきた言葉や、最近気になるキーワードを、テーブルの上に出し合うことからスタート。

間違えて大きいサイズを注文。お腹がタプタプに。


ちなみに、本日は「マウント」というテーマに決定!

ちなみに、今回は、アーティストな皆様の集まり。

さて、
「マウント取るやつ、いやだよね。」
なんて、言い方を世間では するわけですが、
マウントって結局、なんなのだろう?


■「マウント」と聴いて思い浮かぶ問いを出してみる

ということで、問い出しタイム。
「マウント」と聴いて 連想される問いを自由に出していく。
わたしは、付箋に書き留めていく。

  1. なぜ、マウントを取るのか?

  2. 見栄?

  3. 本人は気づいているのか(自覚しているのか)?

  4. 取られやすい人ってどんな人?

  5. 取りたいと思うのは、どんな時?

  6. 人は、いつから取り始める?

  7. あなたは、取られた時、どうする?

  8. そもそも、マウントとは悪なのか?

  9. いいマウントってある?

  10. そもそも、マウントって何?

  11. 取った人は気持ちいいのか?

  12. マウント取る人=頭の回転が速い人?

  13. 言う人が違うとマウントにきこえる..それはなぜ?

  14. 人間関係に支障はでるのか?

  15. いつできた言葉?(昔なかったよね?)


■マウント=悪と思っていたけれど

ここからは、対話の中から、
わたしにヒットした箇所と私の頭の中をシェアしていく。

今日は、猿山のボス猿の話から スタート。

マウントとは、そういうトップ争いから来たんだよね、という話に。

とすれば、マウントとは、「生存」「地位の保持」と関係がありそう。
人間社会でも、「生き抜くために」マウントが存在する模様。
(無意識含む)

で、どうしてマウントを取るかと言うと
「不安や恐れ」が、背後にあるんじゃないか。
でも、あえて、マウントを取るケースもある。

という話が、とても面白かった。

例えば、めちゃくちゃ鼻高々に村に入ってきた人がいるとする。
めちゃくちゃ、村民は不快になる。
そこで、村の強者が現れて、あえて、ちくりと言う。
「お前、そんなんで、いばってるのか。俺には、普通だぞ。」と。
そんな場面。
(あえて、鼻を折るという感じかな?)

そんな話から、マウント=悪と思っていたけれど、
使い様なのかもしれないなと。
というか、マウント自体に、良いも悪いもないんだ。

となると、マウントって、マウントを取る人の発言だけでなく、
もっと、いろんなもので構成されている気がする。

受け取り手の影響も、少なからずありそう。
受け取り手にも、生存・保持・不安・恐れがあるんだ。


「マウントを取られやすい人もいる気がする」

「自分のあれこれを、マウントと受け取る人とは、お付き合いしない」

「わたしも、マウントと受け取られているかもしれない」

「あの人が言うことは、マウントに聴こえないけれど、
 この人だと、全部マウントに聴こえる・・そんなこともある」

「年齢やジェンダーでも違うよね」

そんな言葉も聴こえてきた。

結局、マウントって。
化学反応なんだと思う。

あなた×わたし。化学反応が悪かったんだ。

そんな時は、自分の心を守るためにも、バウンダリーを。
でも、それだけで、いいんだっけ。

わたしは、どうして、
今回 “マウント”と出会ったんだろう。


もし、マウントと出会うことがあったら、
ちょっと、1人で静かに考えてみたい問いかな。


ということで、今日も、短めですが、
ここまでが、今日現在のわたしの脳内のまとめ。
対話してくださった皆様、ありがとうございました。

■最後に「マウント」に関する名言をシェア


あなたは、どう思う?

人間は誰もが考えている。インテリだけがそれを自慢しているのだ。

ボーヴォワール(フランスの哲学者・作家・活動家)



■次回開催

🇨🇦In Vancouver
5月も平日&週末開催予定です

(リクエストも随時受付しています)
▼インスタでDMください
https://www.instagram.com/maaa422maaa/

💻オンライン(日本時間5/29 (水) 9:00〜10:15)
テーマ:原動力
Coming Soon

(参加費1000円・先着6名)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?