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収穫の秋・豊かな秋

センターのフィールドも収穫の秋を迎えました。

①ミョウガ

グラウンドの奥に一角にミョウガが生えています。
事務所脇にもあるのですが、事務所脇のミョウガは夏ミョウガで7月下中から8月頭に収穫ができます。流しソーメンの時の薬味として重宝します。
グラウンド奥のミョウガは秋ミョウガで、今の時期に収穫のピークを迎えます。落ち葉をかき分けると、大きなミョウガが沢山顔を出しました。

落葉をかき分けると沢山のミョウガが顔を出しました
お店で売っているミョウガの倍くらいの大きさです。
ザルいっぱい、沢山のミョウガが収穫出来ました

収穫したミョウガは甘酢漬けにてみました。
一度に沢山採れるのは嬉しいのですが、無駄にしないで美味しくいただく知恵や工夫、手をかける手間ひまが大切だと思います。

甘酢漬けを作ってみました


②山椒の実

山椒の実が赤く色づきました

赤い山椒の実を収穫しました。割り山椒とか花椒(ホアジョウ)と呼ばれ、麻婆豆腐の調味料(辛み)や粉にしたものはウナギのかば焼きに掛けて使われます。

乾燥させると実が割れ、中の黒い種が出てきます

収穫して2~3日乾燥させると、実がはじけ中の黒い種が外に出てきます。
一粒一粒、黒い種を取り除き赤い皮を集めていきます。手のかかる作業ですが、市販の サンショウの粉 とは、香りも、辛さも、比較になりません。

種を取り除いて、赤い皮の部分を集めます


③銀杏

銀杏の実が落ち始めました

果肉が異臭を放つ銀杏。昨年からコンビニ側に向かう階段で銀杏が拾えるようになりました。ちょっと不思議な現象です。
なにはともあれ、センターで拾える銀杏の実は粒が大きく高級品です。

今日は鍋いっぱい拾いました。また風が吹けば沢山拾えそうです。

独特の臭いを放つ、果肉を除去し、中の種を乾燥させます。
果肉を触るとかぶれため、手袋をして作業をしないと大変な事になります。

果肉を取り除いて、中の種を集めます
水洗いして果肉を落とします。
天日に当てて2日間くらい干すのですが、日が出なそうなので5日間くらい風に当てたいと思います。

果肉を取り除いた銀杏はザルにあげて乾燥させます。

いろいろな物が収穫できる豊かな秋。最近はこのようなひと手間を楽しむよりも、時短や効率が重視される時代になってしまいました。

しかし、手間ひまこそが、豊かな時間だと私は考えます。
収穫を楽しんで、ひと手間かけて美味しく食べれるようにする。そんな豊かな時間を一緒に体験できるワークショップを作ってみたいと考えています。(野口)

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