詩19 夕刻

夕刻 一時 世界の並木道はオレンジ色
山 端が溶けかかった太陽は 笑っている
僕も微笑んでいる 幸せらしい
(いつまでだってこうしていていいぜ)
(何回だってこうしてほしいぜ)
山は紫に 雪は黒ずみ
世界はひとつになり
一人ぼっちの僕も世界の中にひとつになる
(ああ闇が来た)
(僕に怖いものなんてないぜ)

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