20190410スタートアップ

起業を悩むあなたにおくる「起業して気づいた5つの大事なこと」

その1 仕事の意味が変わった
~「仕事の依頼そのものが報酬です」~

会社員のころは、仕事を頼まれると真っ先に「面倒くさいな」という感情が起こっていました。
仕事をやってもやらなくても給料に大差はないし、充実感とか達成感を味わえる「おもしろい仕事」は1割に満たないほどだったから。

でも起業して依頼される仕事というのは
「あなたの価値を認めています」
「あなたの力が必要なんです」
「あなたと組んだらいい仕事できると思って」
など、依頼そのものにスゴイ意味がこもっているのです。

だから、依頼されることが、何よりの報酬。
仕事に、生きがいのような感覚だって芽生えます。
ちなみに、実際の報酬が高いと「さらにうれしい」ということも付け加えておきますね(笑)

その2 仕事を断る権利を手にした
~「貢献できることが本物の仕事」~

上司から言われた仕事を断るのは、とっても難しいです。
でも自分が自分の上司となった以上、「イヤな仕事は断れる」というでっかい権利が発生します。

仕事を依頼されることは何よりの報酬ですが、自分がやるべきでない仕事や相手に貢献できない仕事は、受けてもいいことはありません。
むしろトラブルの原因になるので、やらない方がいいのです。

仕事を受けるかどうかの基準は人それぞれですが、あらかじめ決めておくと即断即決できていいですよ。
たとえば、こんな感じで。

・仕事の内容が、「人手」ではなく、「人材」としての依頼になっているか
・依頼者に10の価値を提供したとき、2とか3しか実感できない人なのか、12とか20のよろこびを感じてくれる人なのか
・その仕事をやることに、「意義」を感じられるか


その3 人生がリアルになる
~「自分の価値をビジネスの武器に」~

起業すると、「やりたいことが見つからなくて」とか「自分探しの途中なんです」なんてことを言ってる場合じゃなくなります。

ビジネスの世界は、サバイバル。
生き残らないと、夢や希望を語ることもできません。
そのために、自分の武器は何なのかをひたすら考えることになります。

・強みになりそうなことは何か
・どんな人に貢献できるのか
・どんな悩みを解決できるのか
など、いわゆるUSPを持っていないと、丸腰で戦場にいるようなことに。
もしもあなたにUSPが必要なら、「USPコピーライターの黒田紀行」にご相談ください(笑)
※USPは、Unique Selling Propositionの略号で、自社の強みに紐づいた
「顧客への価値」提案です。
http://synchro-k.com/wordpress/usp/


その4 付き合う人が変わった
~「社長は社長同士でつるむ」~

起業したら、もれなく社長さんです。
昨日まで会社員だったとしても、あなたの本質は1mmも変わっていなかったとしても、周りはあなたを社長という目で見てきます。

「社長は、社長同士で」
ある日突然、社長しか入れないコミュニティに足を踏み入れる機会がやってきます。
そこでは年商や経歴より、人柄が大事。
いい人はいろいろな人を紹介され、どんどん仲間が増えていきます。

自分が愛用している商品の社長や上場企業の社長までもが、あなたを社長仲間として受け入れてくれます。

スゴイ人たちに囲まれていると、そこにふさわしい人間になろうと、意識も行動も変わるもの。
自分が本物の社長になったと実感できるのは、そんなときかもしれません。

その5 人生は一度っきりだし
~「チャレンジの大きさこそが人生の豊かさになる」~

すべての人が起業した方がいいよ、ということではありません。
性格、価値観、スキル、行動力などによって、うまく行かないリスクが発生するから。

リスクについてここでは言及しませんが、1つ言えることは、起業という大きなチャレンジは、人生を豊かにしてくれます。

本気で考え、全力で行動して、成功も失敗もすべて自分次第。
時代の流れや、ふとした出会いなど、偶然の影響もめちゃくちゃあるけど、幸運を引き寄せることも自分次第。
昨日と同じ今日なんてなくて、日々成長していく自分と出会うことだってできますから。

「自己責任」
この言葉はいま「事故責任」のように使われています。
何かあったら自分のせいだよ、と。

でも本当は「自己実現責任」だと思うのです。
ツカミたいもの、達成したいことがあるなら、それを実現するために負わなきゃならないリスクだってあるよ、という。

起業した人は、みんなそれなりのリスクを背負っています。
だからこそ起業したもの同士、リスペクトし合える仲間になるのです。
一度っきりの人生、起業っていうチャレンジは、きっと宝物になりますよ。

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黒田 紀行(USPコピーライター)
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