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プロダクトデザインとは 私のmemo

デザインとは

“デザイン”は、もともと定義が曖昧。
”デザイン”は、モノのカタチや色。また、それをつくったり考えたりする行為。

経済産業省が定義した「デザインとは」をざっくりと引用。

デザインとは、デザインは付加価値ではなく、もの作りをおこなう上で“必要不可欠なもの”」として捉え、そして、「デザインの領域が表面的な視覚で捉えることができる(タンジブルな)デザインだけなく、視覚では見えない(インタンジブルな)デザインへと拡大していると考えることができ、この傾向は今後更に進展していくと考えられます。
「2008年経済産業省 デザイン政策ハンドブック2008」
デザインを「企業が大切にしている価値、それを実現しようとする意思を表現する営み」であり、「ブランド価値」を生み、「イノベーションを実現する力」になると位置づけ…
2018年5月 経済産業省及び特許庁『デザイン経営』宣言より
参考:デザイン調査報告書の掲載(経済産業省)
※過去のデザイン政策ハンドブックもこちらに掲載されています。
デザインには、個々の製品などの造形を美しいもの、使いやすいも のにする役割のみならず、製品やサービスを利用する人々の体験全体を心地よいもの、魅力的なものにする役割、 さらには、ビジネスモデルや組織・コミュニティなどのエコシステムを望ましいもの、生き生きとしたものにする役割も求 められるようになりつつあります。今やデザインは、人を起点とする価値創造・問題解決の手段として捉えるべきもの だと言えるでしょう。
デザイン政策ハンドブック2020(2020年4月)  経済産業省

グッドデザイン賞の日本デザイン振興会の デザインとは

デザインとは
「常にヒトを中心に考え、目的を見出し、その目的を達成する計画を行い実現化する。」この一連のプロセスが我々の考えるデザインであり、その結果、実現化されたものを我々は「ひとつのデザイン解」と考えます。
公益財団法人日本デザイン振興会より

このように、デザインは、決してカタチや色を決定することだけではなく、企業の価値や意思を表現し、ものづくりを通じて企業のブランド形成を促したり、生活提案をおこなったりする「企てる」部分が重視されています。

デザインは橋渡しする

デザインは、
芸術と科学  
文化的と工学的
右脳と左脳
理論と経験
デジタルとアナログ など様々なわけかたの真ん中にいて、両方を橋渡ししています。

芸術の「美しい」と感じられる感性的な部分が必要であり、
科学の「経営的」要素や「工法」など理性的な部分
2つの領域のどちらもがデザインには、求められています

デザインは、
芸術と科学の二つの創造行為を関係づけて、
その中から具体的な答えを出すこと。


プロダクトデザイン=カタチをつくる

デザインの中にも様々な専門性があります。
大きく2次元(グラフィック・メディア・WEB)をデザインする。と3次元(モノ・空間・建築)をデザインする。にわけています。
プロダクトデザインは、この3次元をデザインします。なので、実際に手にとったり触ったりすることができるモノのカタチをつくる。行為です。

単に、モノのカタチをつくる。のではなく、そこには、社会に対する質の高い価値(メッセージ)を、モノ(商品)を通じて提供することが求められています。

プロダクトデザイナーは、個人の個性や想いを表現するだけではなく、社会に。ということを大切にします。共有される価値が必要です。
そのためにも文化的な背景、環境、生活やくらしのありかた、つかう人の便利さや快適さなど他者への想いや配慮をこめたデザインをしています。

「問題解決の提供者/solution provider」として、商品を通してデザインの概念を社会に提供し、問題点の抽出や判断基準の設定など、その過程で生じたものが経営資産となるようにという姿勢でデザインをすることが求められています。


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