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新プロジェクト、手を動かす前に 「ひたすら試す、じっくり観察する」ことが大切

私は、プロダクトデザイナーとして実体のあるモノのデザインをしています。
雑貨、日用品から装置のデザインまで様々なプロジェクトにかかわりプロジェクトマネージャとして動くことも。同じような商品であっても「同じ」ということはなく、デザイン事務所だからこそ、様々な企業の「様々なプロジェクト」に携わることができるのが、とても幸せです。

まずは情報をきいて基準を共通化する

そういう意味においても
新プロジェクトについての細かな要件や情報は、クライアントの担当者さんにはかないません。

なぜ、そうしなければならなかったのかの経緯などを
私の思い込みで、判断しないように、
わかっているかもしれないことでも、
なぜ?どうして?どういう経緯で?と聞いて確認、
どんなこまかなことでも教えていただきます。
なぜなら、
その会社なりの判断基準にそって、
判断をおこなっていらっしゃるからです。

私がデザインするものは、
私の作品ではなく
クライアントさんの未来の利益をうみだす商品だからです。

私の経験や知識からの提案を積極的に行い、
クライアントさんとすり合わせて進めていきます。

ひたすら試す、観察する

聞いてて聞いてて
内容を理解できたら、つぎは、
「ひたすら試す」
「使い倒す」
そして、
使って感じことや経験したことを「言語化する」
「なぜ」「どうしての」疑問を忘れないように
かきとめていきます。

大きな装置などで、
使い倒せないときは
つかっているところを「じっくり観察する」
「なぜ、その操作が必要なのか」を分解して考える
ことを大切にしています。


デザインは、
「きれいな形をつくる」ことではありません。
使う人が、快適に、問題なく 
それをつかって「目的を達成する」
ことが大切だと考えています。

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