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東京23区発祥の地めぐり

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徳川家康の入府以来、日本の政治・経済、そして文化・芸能の中心都市として発展し続けてきた江戸・東京には、様々な物事の始まりの地があります。学校・企業・産業・芸術・風俗など、数多くの…
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2021年4月の記事一覧

浅草「酉の市」発祥の地

「発祥」争う寺と神社、両方とも?★ジャンル【文化】 ★場所 鷲神社 台東区千束3-18-7、長國寺 3-19-6 ★最寄駅 東京メトロ日比谷線三ノ輪駅、入谷駅、つくばエクスプレス浅草駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 台東区の掲示 鷲(おおとり)神社 「鷲神社は、江戸時代「鷲大明神社」と称されていたが、明治のはじめ「鷲神社」と改称された。祭神は天日鷲命・日本武尊の二神。草創は不明である。社伝によれば、天日鷲命の祠に、日本武尊が東国征伐の帰途、熊手をかけて戦勝を祝った

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「入谷朝顔発祥之地」

江戸時代に大流行した栽培地★ジャンル【文化】 ★場所 台東区下谷1-11 ★最寄駅 JR、東京メトロ駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「入谷の朝顔は明治2年近傍の寺院で鉢植を造って、人々の縦覧に供したのが、そのはじまりとされているが、15、6年ごろから朝顔は天下の名物となった。その後大正2年次来長らく中絶されていたが、第2次世界大戦後地元の復活運動によって昭和25年7月から再開され、今や東京の年中行事の1つとなっている。ついては、われらは往時の盛事をしのび、入谷朝

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「ラジオ体操中継放送再開発祥の地」

ファシズムの象徴とされたラジオ体操★ジャンル【スポーツ】 ★場所 台東区松が谷1-12-6 ★最寄駅 東京メトロ銀座線稲荷町、田原町駅、つくばエクスプレス浅草駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 解説板の記述 「ラジオ体操は、昭和三年天皇陛下ご即位を記念し国民の健康増進を目的として郵政省(当時逓信省)簡易保険局が制定し、日本放送協会の電波にのせて全国に放送してから五十年国民の愛好するところとなり体力づくりに大きな役割を果たしつつあったが、第二次世界大戦の影響を受け昭和

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「今戸焼発祥之地」

招き猫発祥の地で沖田総司終焉の地?★ジャンル【産業】  ★場所 台東区今戸1-5-22 ★最寄駅 東武スカイツリーライン浅草駅、東京メトロ、都営地下鉄浅草駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 碑横の解説板 「今戸焼とは現在の台東区今戸の地で焼かれてきた日用品の土器類・土人形類のことで、かつては江戸を代表する焼き物として繁栄していた。地元の今戸神社にある狛犬台座には宝暦二年(一七五二)に奉納した四十二名の陶工らの名が刻まれており、数多く軒を並べていたことが伺える。今戸焼

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「浅草凌雲閣記念碑」(エレベーター発祥の地)

やっと最近わかった凌雲閣の場所★ジャンル【産業】  ★場所 台東区浅草2-14-5 ★最寄駅 つくばエクスプレス浅草駅 2021.5.9 パチンコ店閉店後の最新の写真に差し替え、遺構発見地のビルの壁面写真を追加しました。 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「1890年(明治23年)11月27日。この地、台東区浅草二丁目14番5号辺りに浅草凌雲閣(通称十二階)が完成。設計は東京の上水道設計者でもある英国人ウィリアム・K・バルトンが担当。当時としては超高層の八角形12階

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「金竜小学校発祥の地」

浅草寺の山号から校名★ジャンル【学校】  ★場所 台東区西浅草3-25-16 ★最寄駅 つくばエクスプレス浅草駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 (特になし、年表を掲載) ★解説  台東区生涯学習センター前の植え込みにあります。  金竜小学校は1912年にこの地に開校しました。学校HPには旧東京電車株式会社跡地に建てたとありますが、特に車庫などがあったわけではないようです。業務用の用地だったのかもしれません。東京電車は路面電車の会社で「旧」とついているのは、190

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