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「金竜小学校発祥の地」
浅草寺の山号から校名
★ジャンル【学校】
★場所 台東区西浅草3-25-16
★最寄駅 つくばエクスプレス浅草駅
これまでの23区発祥の地一覧
★碑文
(特になし、年表を掲載)
★解説
台東区生涯学習センター前の植え込みにあります。
金竜小学校は1912年にこの地に開校しました。学校HPには旧東京電車株式会社跡地に建てたとありますが、特に車庫などがあったわけではないようです。業務用の用地だったのかもしれません。東京電車は路面電車の会社で「旧」とついているのは、1906年に東京市街鉄道・東京電気鉄道と合併し東京鉄道となっており、さらに開校前年の1911年には東京鉄道は東京市に買収され、市内の路面電車は全て東京市電となっていました。
校名は浅草寺が近いため、浅草寺の山号の「金龍山」から取りました。生徒が増えた周囲の千束、松葉、芝崎小学校の生徒を集め、開校時から1617名も生徒がいる大規模な学校でした。
木造の校舎は関東大震災で焼失し、1928年にスチーム暖房も備えた鉄筋コンクリートの最新式校舎に生まれ変わります。この頃の震災復興小学校は震災を教訓に耐火性を重視し、隣接して避難場所の公園も多数設置しました。金竜小学校でも、隣に金竜公園を作っており、これは今でも残っています。
1986年に100メートルほど北に移転しますが、この場所は都営バスの車庫跡でした。公共交通に縁のある学校です。移転後の校舎は、建て替え工事中
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