夏の畑 夏野菜
ミニトマト12個、オクラ4個、アマトウ3個、ナスが1個。
今朝、採れた野菜たち。
この野菜たちに加え、畑ではツルムラサキもよく育っている。
今は収穫が楽しい時だ。
近頃、目が覚めたら外に出て、夏の朝の草木香る澄んだ空気を肺いっぱいに取り込む。そして、大きく伸びをした後、畑に足を向ける。
赤く色づいた、鈴生りのミニトマトたち。
朝露に濡れた葉の間から手を差し込み、良い頃合いのものを収穫する。
艷やかな黒色をした、ナス。
天に向かって先を伸ばす、オクラ。
大きく、くりんと巻いた形の、アマトウ。
どれもこれも、小さなタネや苗から育てた野菜たち。
それがあっと言う間に育って、立派に実をつけている。
なんと、嬉しいことだろう。
今年はまた一段と猛暑が続いた。
気温は30度をゆうに超える。
線状降水帯による、豪雨もあった。
その環境を耐え抜いて、今ここで収穫が出来る有り難さ。植物の持つ、強さを感じる。
さて。菜園を営む醍醐味をもう一つ。
採れたての野菜を使った食事だ。
先程、トマトのコンパニオンプランツとして植えていたバジルも少々採ってきた。
ミニトマトは普通のトマトよりサイズは小さいものの、何かと扱うのに丁度いい。
収穫して、すぐに使い切れる点でも気に入っている。
半分に切ったミニトマト、ちぎったバジル、チーズをオリーブオイルで和えて、塩と黒胡椒を振りかけ、仕上げにレモン汁を少々。
お手軽にカプレーゼ風サラダの完成だ。
オクラは茹でた後、頭とお尻を落として出汁つゆに漬ける。我が家の夏の定番品。
アマトウは、出汁つゆで煮浸しを作る。種は取らずにそのまま食べる。若い実なので、気にならない。アマトウと一緒に、隠し包丁を入れたナスも煮浸しにしてしまう。
ナスの料理は、乱切りの麻婆ナスや味噌ナスなども好きだ。
畑で育てる野菜により、料理のレパートリーも広がってくれるのがまた楽しい。
ただ、そんな訳なので、私の料理はしょっちゅう野菜ばかり。タンパク質を忘れがちになる。まあ、大豆タンパクはよく使うのだが。
今後は、収穫物から始める料理だけでなく、栄養面ももっと考えて作らなくてはと思うこの頃。
おすすめの本
農学博士、木嶋利夫先生の「伝承農法」について書かれた本です。
目から鱗な情報が満載で、菜園をされている方なら読んで見ると、とても面白いと思います。
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