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自分にご褒美をあげること

最近心が疲れている。

体力的には余裕だが、心が疲弊しきっている。何をするにも億劫で、ちょっとした事でイライラしたり、つい愚痴がこぼれたり。

noteを書いている今も、わたしの記事って在り来りだし。似たような内容だし。なんてマイナスのことを思っている。

人生なんて上手くいくことの方が少ない。だからこそ何か一つでも上手くいく事があると嬉しくなって、モチベーションに繋がるということは分かっている。

けれど、上手くいかないことばかり続くと、なんで私ばっかり。なんでこんなに辛いんだろう。と思ってしまう。

そして最近の私は自分が大嫌いだ。

なんでイライラしてしまうの?
なんでもっと上手くやれないの?
なんでそんなマイナスな発言ばっかりするの?

毎日書いている日記はそんな内容ばかりで、読み返す度に自己嫌悪に陥る。

少なくとも自分だけは自分のことを好きでいてあげなければいけない。認めてあげなければいけない。そんなことをYouTuberもTikTokerも自己啓発を書いている人も皆言ってる。自分を好きになるだけで世界は変わって見えるそうだ。でもそんなことは100も承知で。全てを好きになれなくてもどこか1部だけでも好きでいる努力なんてずっとしてきた。

それでも今の自分は好きになれないのだ。
感情というものはコントロールするのがとても難しい。

そんな話をカイロの先生にした。
先生の回答はこうだった。

「無理に自分のこと好きになる必要なんてないんじゃないかなぁ。ただ、ちゃんと自分にはご褒美をあげる。それだけでいいと僕は思うけどな?」

ご褒美て…。
先生の回答は私の中にスっと入ってくるものではなかった。

「ご褒美って…私特に何も頑張ってません。毎日淡々と生きてるだけです。情けないです。やりたいことがあるのにやれない理由ばっかり探して、何かを変える勇気がないんです。」

わたしの返事に先生は、何かを察したのか笑いながらこう続けた。

「人間なんだもん。何かを変えるのは誰しもが不安で、怖いよ。それが普通だよ。でもね、何も頑張っていないのは嘘だと思うよ。君は1週間しっかり会社に行って働いた。対価に見合う、もしかしたらそれ以上の働きをしたかもしれない。それだけでご褒美をあげる理由なんて十分じゃない?無理に自分を好きになる必要はないけど、自分を労わってあげられるのは自分しかいないってことしっかり覚えていてね。」

1週間働いた。
それだけで偉い。

そんなこと当たり前すぎて、偉いことなんてこれっぽっちも思っていなかった。

最後に自分にご褒美を上げられたのっていつだっただろうか。自分ばかりをせめて、なのに治せない自分にイラついて。ずっと自己嫌悪になっていた。

ずっと責められ続けて、いい気分になる人はいない。
なのに、それを自分にしていたのだと気づいた。

あぁ、もっと自分を褒めてあげなきゃ。
ご褒美をあげなきゃ。

そう気づいたら少しだけ心に余裕が生まれた気がした。

そんな私の日曜日は、今日朝からアイスを食べて、大好きな芋けんぴをひと袋平らげて。パンパンに脹れたお腹と裏面のカロリー表示を見て少しだけ自己嫌悪になりながらも、ご褒美だ!!!と言い聞かせて少しだけ上機嫌で過ごすことが出来た。 

ご褒美は偉大だと思った。

さて、明日からまた忙しい毎日が始まる。
また自己嫌悪になりながら、苦しいと思う日が来るかもしれない。

それでも、自分にご褒美をあげながら頑張ろうと思った。


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★PICTURE★
place:コメダ珈琲
drink:アメリカンコーヒー
sweet:シロノワール きゅんハート
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