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アメリカン・エキスプレスのヒルトン・オナーズ・カード 〜その1・下調べして申込んだ編〜

2021年3月9日(火)

この日のお昼頃、「アメリカン・エキスプレス発行のヒルトン・オナーズ・カード誕生です!」という件名のメールが入った。

2年くらい前の夏に、ヒルトン東京ベイ・ラウンジオーのスイーツビュッフェに行った時に、法被姿(確か「夏祭りフェア」中だった)の、その年の春に入社したばかりというお嬢さんに「今ここで入会するとスペシャルドリンクをサービスします」と明るく元気よく勧誘され、「これからのホテルウーマン人生を頑張ってほしい」という想いを込めて申し込んだヒルトンオナーズからのニュースレターだった。

普段からクレジットカード系の勧誘メールは多く、普段は見向きもしないのだけれど・・・

・去年のGOTOと都民割で散々ホテルを泊まり歩き、すっかり中毒になったうえに、今いま緊急事態宣言とその延長でお預けを食っている。

・家の近所・徒歩圏内にヒルトンホテルがある。

ということで、今日のそのメールに限ってはしっかり読んでしまった。

・・・

メールだけでなく「詳しくはこちら」ボタンのクリック先ページも読んでしまうと、当カードの大きな特徴はこんなところ。

・カード入会と同時にヒルトンオナーズのゴールドメンバー資格が得られる。

・ヒルトンオナーズのポイントが結構貯まる。

・年会費が16000円ちょっとと、まぁまぁの費用。

続けて、ヒルトンオナーズのゴールドメンバーになると何がどう良いのかも調べてみた。

・部屋のアップグレード

・レイトチェックアウト

・朝食無料(同部屋の人の分まで)

なんと、夫婦ふたりで泊まったら二人分の朝食無料!!このクラスのホテルなら朝食はひとり4000円くらいするので、つまり夫婦で2泊すれば、それだけで年会費の元が取れるということになるではないか!このことは更に私の興味を煽った。

・・・

少し冷静になろう。言うてもクレジットカード、手持ちがなくてもモノやサービスが得られてしまうという「恐ろしいもの」でもある。

ヒルトンの競合と言えば、マリオット。マリオットも同様に会員向けクレジットカードを発行しているのは元々知っていて、界隈の人にはとても人気があるとのこと。改めて調べてみると、こちらの大きな特徴は、

・マリオットのゴールドメンバー資格が得られる。

・1年経って更新するとマリオット系列のホテル宿泊ギフトが貰える。

・年会費が34000円くらいと、更に「まぁまぁな」お値段。

加えてマリオットのゴールドメンバーになると、、、

・部屋のアップグレード

・レイトチェックアウト

・・・ここまではヒルトンのゴールドと同じ。で、次が肝心なところ。

・朝食は・・・無料にならない

「34000円ちょっと払って朝食無料にならないのかー」とガッカリ。

「1年経てば(更新すれば)34000円以上のホテルに泊まれるじゃん」という声も聞こえてきそうだが、1年先・・・ちょっとピンと来なかった。

・・・

コロ助以前なら、「マイルが貯まる」というのも特徴に挙げられると思うし、実際、私もANAカードは持っていて、あまり飛行機に乗らないのにも関わらず何度も無料航空券とって海外旅行した。そうなるとマリオットのカードのほうがお得のようなのだが、しかしまだ当分の間は飛行機に乗れそうもないし、事実いま貯まっているマイルも、まぁまぁのマイル数がアテもなく失効しそうである。(ANAコインに変えて延命したが、それも有効期限までに使える気がしない。)

・・・

たぶん1時間以上、夢中になって調べたと思う。

もうひとつ引っかかったのは、ヒルトンは、ゴールドの上にダイヤモンドというステータスがあって、そうなるとさらに

・エグゼクティブ・ラウンジ・アクセス

という特典が付与される。

これは更に魅力的。朝食だけでなく、午後のおやつや飲み物、夜もひょっとすると夕食になってしまうような食事と飲み物がいただけて、「朝食が4000円ならおやつやミニ夕食はいくらだろう?」とつい金額換算してしまった。

ヒルトン・ダイヤモンドを狙う場合、ヒルトンのこのカードだと(今年だと)30泊する必要がある。30泊かぁ・・・(遠い目)。

ちなみに、ヒルトンのこのカードの上位版として「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」というのも同日リリースされていて、これだと年間で200万円以上カード決済すればダイヤモンド付与とのこと・・・ん?・・・200万円かぁ(さらに遠い目)。会費も4倍(さらにx2遠い目)。

・・・

ところが、マリオットのカードに入ることでこんな裏技が使えることを知った。

・マリオットのアメックスカードに入会する。

・マリオットのどこかの(現実的には安めの)ホテルに1泊する。

・ヒルトンに「ステータスマッチ」を申し込む。

・ステータスマッチがOKになったら、90日以内にヒルトンホテルに9泊する。

・晴れてヒルトンのダイヤモンド会員。

もしこれを読む方がいて「ステータスマッチ」について知りたい人がいたら、適当に検索するといっぱいハウツーが出てくると思うので、そちらでm_m。

片や30泊、片や9泊(プラス1泊)で、明らかに後者のほうが敷居が低い、少なくとも今年はなんかイケそうな気がする条件に一瞬色めき立ったが、しかし、

・今年は良いにしても、来年、通常に戻った時に、それ以降のダイヤモンドステータスを維持できる気がしない。(1泊まぁまぁの料金のホテルに1年に60泊もできるわけない)

・ならば高望みせず、ずっと「朝食無料」を続けたほうが堅実な気がする。

・そもそも年会費も全然違うし、ホテル無料も更新時の特典。(つまり、常に34000円を先行投資していることにならない?)

・・・

ということで、少し冷静になるために競合について調べ始めたはずが、むしろ「アメリカン・エキスプレス発行のヒルトン・オナーズ・カード」に入る、入りたいということを背中押しする結果になってしまった。

・・・

とは言うものの、クレジットカードなんで、「私はクレジットカードに入会する!」ということより、「私はクレジットカードに入会させてもらえるのか?」

つまり「入りたい」以前に「入れるのか?」というハナシである。

・・・

ということで、WEB申し込みにトライ。

久しぶりのクレジットカード申し込みで驚いたのが、WEB申し込みでフォームに必要事項を入力して、申し込みボタンをクリックすると「しばらくお待ちください」というクルクル画面が出て、30秒くらいしたところで(ドキドキしてたから実際より長く感じたかも)、こんな画面が。

名称未設定

これって審査通ったってこと?早っ。でもこれまで経験したことがない速さで俄には信じられぬ・・・ううう。

・・・

しかし、さらに30分ほど経ったところで、今度はヒルトンオナーズのアカウントページが、

スクリーンショット 2021-03-12 18.05.03

ゴールドになってる!!

これは・・・ひょっとして・・・

翌日につづく。

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