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家族への恨みが消せない

やってしまった。

友人に、「過去に家族があなたに理不尽なことを言い続けたことは当時の知識では仕方なかったことを、あなた自身が心から認めないことには前に進めないとおもうんだよなぁ」と言われていたのに。


最近私と近い病気(鬱のような)になった家族に、私がされたのと同じセリフを確固たる嗜虐性を持って言い返してしまった。「そんなことないよ、治るよ」「できるよ」他にも何か、需要と共感少なめの、励ましという名の否定を言った。何を言ったかは忘れた。言う方はいつも覚えていない。


私にとても優しくしてくれることも多いのに、私はひどいことを返してしまう。いや、優しい時と優しくない時があるからこそ愛憎が深くなってしまうんじゃなかろうか。お金だけはいつもくれていたのに急にキレて渡さないでブラックリストに載ればいいなどと言う。家計について教えてもらってないのに感覚だけで使っていい限界を知れなんてむりがあるし、払ってくれると思った?て今まで払ってくれてたんやから思うよそりゃ。

早く自立しなければ。なので今回有料にさせていただきました。少しでも親に誠意を見せないと。

結局お金が尽きてきて私の気を引く道具がなくなってきてしまいパニックになっているのだろう。違うとしても、体調が悪いと言うのは思考を鈍らせ歪ませる。「私の気持ち今ならわかる?」これが最近の私の口癖だ。


でもこの口癖に、復讐になんの意味があるのだろう。うちの破産を早めるだけではないか。友人の言う通り家族を許し、優しくし、今回だけでもお金を払ってもらう方がブラックリストにならずに合理的ではないか。「ブラックリスト載ればいい」「ほんまに早く出て行って欲しい(ガチトーン)」などと初めて言われた。優しく育てて大人になったら厳しくなると言うのはされる側にとっては最悪だと思う。逆でも一緒かもしれないけれど。

でもね、子供って親の鏡なんだ。私が初めて絵の仕事を頼まれて550円入ったからそれを渡したら(今回の爆買い以前に2万円借金している)「今つけとく(返金記録しておく)わ!」と喜んでいた人を、1時間後には「お金欲しいの欲しくないの?!(ヒス)」と言わせるほど追い詰める。愚痴に需要と共感もしつつ、「でも〜することならできるよ」「大丈夫だよ」と励まし続けたら上記のセリフを言いながら倒れ込んだ。そして姉妹が「姪がおしっこしたー」の声で震えながら起き上がって去って行った。言葉には出さなかったけど私はこう思った。「(動きが)大袈裟だな(笑)」これもよく言われた(&言われてるのにフォローしてくれなかった言葉だ)」


私はまだ深く、深く、家族を恨んでいる。

今回そのことに気付かされた。

それは体が治れば治るほど頭の中で存在感が際立つ。


話がそれたけど、子供って親の鏡。つまり親は私にすごく優しくしたり理不尽なことをしたりと不安定で、誰の家庭でもある範囲を超えたおかしな対応をされてきたのだ。人の家庭なんて比べられないけど、私がおかしくて皆んなが仕事をして家庭をきちんと築けていることがその証拠ではないか。兄弟はうまくやっているからやはり私だけが…という思いもあったが、自助会で言われてはたと気がついた。長女だけ、とか兄弟で誰か1人だけに厳しいこともあるし、その子の個性や特性で悪く影響してしまうこともあるよね。と。


酒に酔っても父は私にしか偉そうにしなかった。もしくは偉そうにしてても誰も父の話なんて聞いていなかった。真面目な私だけがきちんと内容を聞き、答え、そしてちゃうちゃう!そうじゃなくてあーでこーでと怒られた。怒らないでと言うと「ちゃうよ(笑)怒ってないよ(仕方ないなぁという呆れ顔)」母は私の朝食を作ることはないが、毎朝弟のお味噌汁を温め食卓を整える。

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