見出し画像

国語の取り組み方アドバイス

こんにちは。さきほど中学3年生のお子さんに国語と古典(中高一貫校で中学のうちから進めているようです)についての簡単な学習アドバイスをしました。

というのも、家庭教師のお申し込みだったのですが、曜日と日時が空いておらず、受けられなかったのでキャンセル待ちになってしまったのです。。

少しでも参考になればと思いまして。こちらにも共有させていただきます。

(2021年3月30日現在、木曜金曜の16時からのみ、空いています)

現代文について

現代文については、そのテーマの内容に慣れているかどうかがやはり重要です。ですのでそれまでの問題演習を通して、

・その文章の読解に必要な語彙
・その文章のテーマ
・論点を整理してきた経験をどれだけ蓄積できるか


が重要になります。
読解においても、まずは語彙(漢字・慣用句も含みます)が大切です。まずは漢字・慣用句など暗記部分でしっかり取れるようにしてください。読解の前に、そこが大切です。

古典(古文漢文どちらも)について

古典については、「しょせん日本語である」というのがポイントです。日本語はペラペラなはず。日本語の感覚もあるはずです。たとえば「書く」に「ず」をつけると、「書かず」になる、というのはある程度感覚でわかると思います。

感覚で分かればそれでいいんです。でも、それだけだと難しい時に、「文法」「古文単語」があります。

まずは感覚で分かる部分を増やしましょう。そのためにとても有効なのは、「音読」です。

自分も中学校の時に暗唱させられた「竹取物語」の冒頭部分が、ひじょうに役立っています。活用もだいたい感覚でわかるし(もちろんそのあと理論付け出来ないといけませんよ)、苦手意識も薄くなります。

騙されたと思って、口に出して学校の題材の文を何度も何度も読んでください。そうすると、感覚で分かる部分を増やすことが出来ます。

感覚で分かる部分を増やして、文法で考えなければいけないところを最小限にしましょう。感覚で分かる部分が増えれば、文法も身につけようかなという気になってくると思います。

学校の授業を大切に、頑張ってください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?