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【小学生】計算ミスをなくす効率的な方法

毎日、計算ドリルをやったり、塾の宿題で計算問題をやっている人も多いと思います。でも、いざテストになると、

「計算ミスが多い・・・」

こういう悩みは尽きませんね。模擬テストの最初の問題を間違えてしまうと、かなり痛いです。どうればいいのか?こういうご相談をいただくことがあります。

計算については、毎日少しずつが大切だと思います。

たとえば、こんな感じが良いと思います(いきなり他人様のお知恵を借りてしまいますが)。
https://chugaku-juken.com/keisan/

正直、だれだってミスをします。テストで見直しをしなければ1,2問は間違えても仕方ないかもしれません。でもこれを無くしたい。そのためには練習なのですが、やみくもに練習しても成果は望めない、ですよね。そうならないためにいくつかポイントが必要です。 

まず、テストの答案を見て、間違った部分をチェックします。

次に、問題用紙を見直しましょう。途中計算を書いていますよね?ここで考えます。

今のやり方で間違えるのであれば、やり方を改善して(質を良くする)、そこに絞った練習を最低限やるといいんじゃないかと思います(量は最低限)。

ポイントを列挙していきます。

少量に絞って毎日やる

大量に増やすとモチベーションを失ってしまうかもしれないので、ご本人の苦痛にならない程度が良いです。

テストで間違えたジャンルを中心に練習する

例えば、小数と分数や□が混じった計算が苦手、であれば(誰もが苦手ですが・・^^;)、そういった苦手な計算が入っているものを必ずやる

帯分数は使わず、すべて仮分数で計算する

個人的見解ですが…。帯分数に慣れている人も多いと思います。でも、たとえば、繰り下がりが面倒くさいです。さらに、中学に入ると帯分数は使いません。なぜか?計算に不便だからです(笑)。帯分数だと、かけ算わり算ができないのが最大のデメリットです。

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上の図を見てください。仮分数で計算するのもけっこう面倒くさいじゃん、と思われるかもしれません。たしかにそうです苦笑。しかし、かけ算わり算の場合、どうしても仮分数で計算する必要があります。帯分数を仮分数に直すプロセスは必ず身に着けないといけません。それに対して、帯分数と帯分数を「借りてきて」繰り下がるプロセスは、小学校までしか使わないんです!この計算方法に慣れていても、四則計算が混じってくれば仮分数にせざるを得なくなるし、中学になればいずれ使わなくなるわけです。だったら最初から仮分数に直すプロセスに絞って計算したほうが長期的にムダが少ないのではないかと思います。

よくでる小数=分数は覚える

0.25=4分の1、0.75=4分の3、0.125=8分の1、0.375=8分の3、0.625=8分の5、0.875=8分の7、は覚えてもいいかも。分母が8の分数は0.125ずつ増えています。

できる範囲でいいので、整理して見やすく書くようにする

きれいに書いたほうが間違いは少なくなります。ただ、ぐちゃぐちゃに書いて正解できる人もいます。ですからここは、個人差が激しいので、本人が理解できればそれでよい、というのが基準になります。つまり、見間違えたりしているならば要改善、ということですね。

最後に大事なことを言います。

テストで間違えたところに絞ってしっかり復習するのが、何より、とっても、一番大事です!

日本の大手塾でついて行けない子の最大のまずい点は、やることが多すぎて受けっぱなしになってしまうことです。それでは効率的に成績がアップするはずがありません。

間違えたところをしっかりと復習する、これが一番効率的な勉強法の基本です。

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