昨今、高齢車ドライバーによる交通事故が社会問題となっている。その対策として、政府は高齢者への免許自主返納を奨めているが、僕が暮らしている地域は、人口減少やコロナ禍における利用率の低下が一因となり公共交通機関が衰退していて、車がないと生活が成り立たない現状がある。地域住民のタクシー代を割引するなど、独自の対策をとってはいるが、まだまだ不十分だ。そんな中、とある記事が目に留まった。
高齢者の移動手段を確保することや、公共交通の担い手不足を解決するため、通信大手ソフトバンク傘下の企業「BOLDLY」(ボードリー)では自治体と協力して、レベル4の自動運転バスの実証実験を行っているとのことだ。レベル4、あまり聞きなれない言葉だけれど(TMレボリューションかと思った…)Wikipediaで調べてみると、
レベル4の自動運転車は、ほぼドライバーが必要ないじゃん。それに、4月1日の改正道路交通法の施行で、公道での走行も解禁されてたんだね。知らなかった。実際はまだ、実証実験の段階ではあるみたいだけど、SF小説で描かれていたような事を実現できる世の中になっているなんて、驚きだ。(僕は山で暮らしているから、世の中の流れについていけていない。)
でも、車を自動運転にするぐらいなら、僕は自分自身を自動運転できる人間に改造してほしい。スイッチのオンオフで、マニュアルとオートマを切り替えられるようなイメージ。特定の状況下、例えば、単調な事務作業、通勤の際の運転、買い物、掃除、洗濯etc.では、自動で動く。もちろん、極限環境では僕の意思で対処する。これなら誰も文句ないよね。
近い将来、僕がLEVEL4に到達できる社会が来ることを、限界集落の片隅から、切に願っている。