kuro|教員×育休

【育休で人生観を変えた小学校教員】教員×育休の経験から子育てに役立つ情報をお届けします…

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【育休で人生観を変えた小学校教員】教員×育休の経験から子育てに役立つ情報をお届けします|二人の娘の父|リラックスして生きる|家族を大切に。自分を大切に。

マガジン

  • 男性の育休に関する情報センター

    男性の育休に関する記事をまとめました。男性の育休について関心がある人、これから育休を取得しようと思っている人におすすめです。

  • kuroの子育て応援マガジン

    小学校教員×2人の娘の父という目線から、子育てに関する記事をまとめました。子どもの教育に関わるすべての方におすすめです。

  • 教育観のアップデート広場

    学校や教師に関係する記事をまとめました。新しい教育観を知りたい人、教育の視野を広げたい人などにおすすめです。

  • 教師のライフハック術

    仕事に追われ多忙な日々から脱出するために学んだライフハック術。仕事と家庭の両立をはかり、生産性を上げ、人生を豊かにすることを目指して書いた記事をまとめます。忙しくて自分の時間がもてていないと感じるあらゆる人におすすめです。

  • 農業体験プロジェクト

    娘と一緒に育てる野菜と僕たち親子の成長の記録。自給自足の力を身に付けつつ、娘たちにもたくさん自然にふれてほしい。その想いをお義父さんがお世話をする畑で叶えていきます。

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8ヵ月の育休で訪れた僕の中の変化

教師になって約10年。 気力。根性。情熱。 若い時に燃やせるエネルギーは、すべて教育に注いできたつもりだ。 今までどれだけ必死だっただろう。 もう少し力を抜いて生きてきたらよかったかもしれない。 ふと、そんなことも思ってしまいます。 ないがしろにしていた自分へのやさしさ。労り。 立ち止まってみることで見えてくる自分の姿がありました。 気を張りすぎてひきつっていた表情。何かがのしかかっているように丸まった背筋。白髪交じりの髪。 自分って、こんなに疲れてたんだな

    • 復帰後に大活躍!育休中にアップデートしたことベスト5【後編】

       久しぶりに育休に関する記事を書いています。僕は小学校教員です。昨年度、8ヵ月間の育休を取得しました。  記事が長くなってしまったので、2本立てで記事を書いています。  前編はこちらから⇩⇩⇩  後編は第2位の発表からです。 育休中にアップデートしたことベスト5【後編】第2位 平日の家事  平日って、やっぱり忙しいですよね。子育て世代は特にそう感じるのかもしれません。  その忙しさの原因は、やはり「家事」でしょう。仕事と子育てのすき間をぬうように家事をしなければ家庭は成

      • 復帰後に大活躍!育休中にアップデートしたことベスト5【前編】

         久しぶりに育休に関する記事を書こうと思います。僕は小学校教員です。昨年度、8ヵ月間の育休を取得しました。  8ヵ月の育休は、とても良いものでした。家庭でゆっくりと家事・育児をする中で、仕事で疲弊した心身が安定していくのを感じました。  僕が育休を取得したいということを上司に打診したのは、ちょうど2年前の今頃です。次年度に向けた人事があわただしく動き始める前に、自分の意思を伝えさせていただきました。  育休の取得を考えている男性。よかったら過去の記事もご覧ください。マガ

        • 5歳長女と逆上がり

           逆上がり。  それは、子どもたちにとって二重とびと並ぶ大きな憧れ。そして、巨大な壁として立ちはだかるもの。  そんなイメージがあるのは僕だけでしょうか?^^;  小学生でも、鉄棒と言えば逆上がり、なわとびと言えば二重とびが花形の種目です。前回りとは違って、逆上がりはできた瞬間にその子の格付けが上がったかのような錯覚に陥ってしまうほどのインパクトがあります。そして、不思議と自分に自信がもて、体の底からエネルギーが湧いてくるような感覚を得られ(ているように見え)ます。

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          1歳3ヵ月次女、夜泣きはじめました。

          ついに、この時期がやってきました。 今までなかったのが不思議なくらい。 赤ちゃんにとっては、当たり前のこと。 毎晩おそってくる悪魔のような時間・・・。 そう。夜泣き。 1歳3ヵ月次女、夜泣きはじめました。 まぁ、今までなかったことが とてもとてもありがたかったんですよね。 長女がすごく夜泣きする子だったから。 僕たち夫婦もそれはそれは身構えて、 次女にはすんなり眠れる習慣をつけたくて。 寝かしつけの方法や夜泣き対策を学んできました。 そして、次女は親の心を

          1歳3ヵ月次女、夜泣きはじめました。

          5歳長女と初めての習い事

           誕生日を迎え、長女が5歳になりました^^  子どもの成長は嬉しいですね。もう5年も経つのかと、感慨深くなってしまいます。  繊細なところがある長女も、少しずつたくましくなってきました。昔はビビりまくってた虫なんかも、今はへっちゃら。トンボやバッタも触れるようになり、自然と戯れて遊べるようになってきました。  長女が日々たくましくなっていったのは、保育園で仲良くなったお友達のおかげ。その子は、運動神経抜群で全く物おじしない性格。男の子にも負けない負けん気の強さをもった活

          5歳長女と初めての習い事

          今、すぐにでも子どもたちにSDGsを教えるべき理由

           僕が小学生のころに、「ダイオキシン」「オゾン層破壊」といった言葉がニュースとなっていたことを覚えています。社会の授業では、石油や石炭、天然ガスなど、地球の資源に寿命があることや短期間で急速に消費されていることを学びました。そういった学びから「僕が住む未来の地球はどうなってしまうんだろう」と不安を感じたことを覚えています。  最近話題のSDGs(持続可能な開発目標)。  その経緯やどんな目標なのかは、他の情報サイト等にお任せするとしまして。学校教育でこそ積極的に取り上げた

          今、すぐにでも子どもたちにSDGsを教えるべき理由

          来年度、小学校高学年で導入される教科担任制のメリット・デメリット

           来年度から小学校高学年の教科担任制が始まることは、ご存知でしょうか?  教科担任制とは、中学校・高校の授業のように、1人の先生が特定の教科を受け持ち、複数のクラスを教える方法です。  僕の学年(4年生)では、今年度の4月から学年の教員4人による教科担任制を実施してきました。  今回の記事では、実際にやってみて感じた小学校での教科担任制のメリット・デメリットについて書いていきます。 〇教員へのメリット①授業準備が圧倒的にラク  教員にとっての最大のメリットは、授業準備

          来年度、小学校高学年で導入される教科担任制のメリット・デメリット

          教員なのに人に疲れやすい僕は時にそっと一人になる

           皆さんは、人に疲れることってありますか?  家族や友人、知人、職場の同僚、世間、SNSなど、人は日常のたくさんの場面で自分以外の人と関わりをもって生きています。特に職場は、家族以外の人と長い時間を共にするためか、人間関係も複雑です。  僕の職業である教師は、数えきれないほどの人と関わる職業です。日々30人近くの子どもたちが目の前にいます。さらにその背景には、保護者、地域の方々がいらっしゃいます。そして、同僚、外部講師、専門機関など、多くの人との関わりの上で成り立っていま

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          もし小学校の教師が名著「もしドラ」を読んだら

           「もしドラ」は僕が紹介するまでもないほどの名著です。発売されて10年以上が経ちますが、未だに「もしドラ」の愛称で多くの人の記憶に残っています。累計200万部を超え、映画化もされました。  本書には、「経営学の父」と呼ばれるピーター・ドラッカーによる、「組織の生産を高める教え」が詰まっています。「経営学」「マネジメント」と聞くと、一見難しそうですが、本書ではその難しそうな教えを、野球部のマネージャーが分かりやすい言葉に咀嚼して教えてくれます。  僕は、今になって初めて「も

          もし小学校の教師が名著「もしドラ」を読んだら

          全米トップのオンライン・ハイスクールから学ぶ「反転授業」をやってみた

           各学校でオンライン授業、授業ライブ配信など、これまでにあまり例のない教育の形の実現に向けて、日々試行錯誤が続いていることと思います。僕の勤務先の小学校でも、感染予防のために欠席する子に向けての授業ライブ配信が試行されています。だれが、いつ長期の休みとなってしまうか分からない状況から、タブレットを毎日持ち帰るようにもなりました。  もうすでにオンライン授業が始まっている自治体もあることを考えると、「まだこの程度で耐えている」と思うべきなのかもしれません。しかし、皮肉なことに

          全米トップのオンライン・ハイスクールから学ぶ「反転授業」をやってみた

          4歳長女と親離れ子離れ

           わが家の長女は、もうすぐ5歳を迎えます。  「もう5歳か・・・。」と感傷に浸るとともに、次女が産まれてからはますますお姉さんらしくなり、「大きくなったなぁ」とも最近つくづく感じています。  特に、最近の長女の成長を肌で感じるのは「親離れ」です。  「子どもなんだから、そのうち親から離れていくもんでしょ」と言われそうですが、あんなに甘えん坊だった長女が少しずつ親から離れたところへ行く様をまじまじと見ると、感慨深くてならないわけです。 甘えん坊だった長女 長女がどれほど

          4歳長女と親離れ子離れ

          選手の表情から読み取るスポーツの変化

           スポーツ漬けの夏休み。もちろん見る方です。  オリンピック開催に賛否両論ありましたが、僕は「やるんだったら楽しんじゃえ」っていうスタンスでした。いざ始まったら、スポーツ好きとしてアツくなる場面がたくさんあって、毎日興奮の日々を過ごしました。めずらしく夜更かしして、メダルの行方を追いかける日が続きました。  オリンピックが終わったら、すぐに「夏の甲子園」高校野球が始まりました。雨で順延が続きましたが、毎日目が離せない、これまたアツい試合が展開されています。  この2つの

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          9月学校スタートに向けて準備しておきたい5つのこと

           皆さんにも、無意識にやっているルーティンってありませんか?寝る前には必ず歯を磨くとか、家に帰ったら手洗い・うがいをする、とか。そういう「習慣」ってものがいわゆるルーティンです。無思考でできるから、「よし、がんばろう!」とか思わなくても体が勝手に動いてやっています。  僕は今まで、平日は仕事、週末にnoteというルーティンがありました。土曜日の朝は、目が覚めたら無思考でパソコンに向かい、noteを起動。これで何の苦痛もなく、毎週更新ができました。  しかし、夏休みに入ると

          9月学校スタートに向けて準備しておきたい5つのこと

          学校の人気者が将来必ずしも成功するわけではない

           「足の速い子がモテる」という説が昔から小学校では有力であるとされていますが、それは今の小学生にも当てはまるようです。特に高身長でイケメンの雰囲気が漂う子がモテるのは、どの時代でも変わらないみたいです。  他にも、「勉強ができる」「お金持ちである」「ゲームをたくさんもっている」といった子は、人気があります。  僕の少年時代と比べてみても、小学生時代に人気がある人は今も昔もあまり変わらないようです。 2種類の人気者 「スタンフォード式生き抜く力」(著 星友啓)に、人気者に

          学校の人気者が将来必ずしも成功するわけではない

          4歳長女と数の勉強

           最近、4歳の長女が100まで数えられるようになりました。「1、2、3…」と順に数えていき、100まで。まだパッと数字を見て読むのは難しいですが、100まで数えられるのは大した成長だなぁと、わが娘ながら感心しています。 100までの道のり 言葉をしゃべり出した2歳頃、お風呂で一緒に数を数えていたことを思い出します。 「1、2、3、4… 10」  最初はゆっくり10まで。長女が言えなくてもお構いなしで20、30… と数えてあげました。子どもは本当に耳がいいから、毎日インプ

          4歳長女と数の勉強