黒カン

依存症治療中のアラフォーです。 2019年、末期がん患者付き添いで毎日病院通い、仕事と…

黒カン

依存症治療中のアラフォーです。 2019年、末期がん患者付き添いで毎日病院通い、仕事と看病と不安によるストレスで、たった1年で破産寸前までいきました。 依存症患者目線で書きます

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依存症患者がnoteはじめてみる

はじめまして。 親の病気がきっかけでギャンブル依存症になり、今は治療のために定期的にカウンセリングに通っています。 実際のところ、対人恐怖症もあるので、集団カウンセリングには参加していませんが、何故か待合で話かけられることが多くて、相槌カウンセラーになっています。 自分の症状や治療のこと、待合であった人のこと、その他のカウンセリング関連について、書いていこうと思います。 よろしくお願いします。

    • コロナの影響で、1人別室で仕事しています。すごく楽です。

      昨年から続いているコロナ騒ぎが終息せず、ワクチンができても世間の不安が収まらない昨今、皆さまいかがお過ごしですか? わたくし、新年度からのコロナ対策の影響をうけて、別室に隔離されて仕事しています。 コロナ対策に必要な個人間のスペースをあけて机をレイアウトすると、どうやっても1人分のスペースが足りないという話になり、部署の脇にある小会議室へ移動して仕事しています。 本来なら、「一人別室でツライ」というところでしょうが、全然辛くありません。 むしろ、楽。 すごく楽。 理由

      • 自分がギャンブルから一気に興味を失った理由

        『人が嫌い』ってある意味才能なんですね。 『人が嫌い』で周りを見返したくて短期間でギャンブルにハマって破産して、そして『人が嫌い』だからギャンブルからの興味が一気に引きました。 ギャンブル(オンラインカジノ)をやってる間、入り浸っている掲示板がありました。 『〇〇万円負けた・・・反省して、次回は取り返します』みたいなことばかり書いている掲示板でしたが、ギャンブルにハマっている間は、そこが居場所でした。 オンラインカジノは競馬やパチンコなものと比べて、ユーザー数が少ない

        • ギャンブル依存症患者は、負けず嫌い?いいえ、諦めが悪いんです

          本などで、ギャンブル依存症の人の傾向として、「負けず嫌い」と紹介されていることがあります。 コレ、ある意味あっているとは思いますが、少し違う気がします。 負けず嫌いは、間違いないかもしれません。 ただ、『負けを認めて次に進める人』と『負けたことを帳消しにするために無茶をする人』は違うでしょう。 「カジノの負けを取り返すために、10倍の額を一気に賭ける!」 「パチンコで、あの演出がでれば、昨日の負けは取り返せる!」 「株やFXで10万負けたけれど、同じ値動きをするタ

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          依存症になると、身勝手な誠実で破滅する

          依存症になっているときの感情について、書こうと思います。 一応、ギャンブル狂いな状況でも、家族や周囲に対して『誠実』であろうとしていました。 できていないから、「一応」です。 この『誠実』は、世間一般から言えば、カナリのズレがあります。 真に『誠実』であろうとすれば、ギャンブルを辞める、1日に何万も何十万も失う生活から抜け出すことが求められます。 でも、そんなことはしません。 自分の中にある「自分にしかわからない言い訳」を根拠に、『ギャンブルをやりたい衝動』を膨ら

          依存症になると、身勝手な誠実で破滅する

          オンラインカジノのCMがテレビでもやっていた

          前回、私がギャンブル依存症になったきっかけは、『オンラインカジノ』のネット広告を見たことだと書きました。 そんなオンラインカジノの広告ですが、ネット広告で表示されたところのスクリーンショットを撮ることができたので、その話題を書くつもりでした。 ですが、ネット広告だけでなく、深夜帯のテレビ番組に放送されているのを見てしまいました。 深夜アニメを見ていたら、車のCMの後に、オンラインゲームのCMような感じで、流れてきました。 このCMは、『カジノ』という言葉は一言も言いま

          オンラインカジノのCMがテレビでもやっていた

          オンラインカジノのネット広告のスクリーンショットが撮れた これは、ロケットニュースのスタミナ太郎のテイクアウトについての記事 全然ギャンブルとは無関係の記事でも、こういう感じでギャンブルに関連した広告が出てくる

          オンラインカジノのネット広告のスクリーンショットが撮れた これは、ロケットニュースのスタミナ太郎のテイクアウトについての記事 全然ギャンブルとは無関係の記事でも、こういう感じでギャンブルに関連した広告が出てくる

          ギャンブル依存症になるきっかけのネット広告

          こんばんわ、黒カンです。 今日は、自分が依存症になったきっかけについて書こうと思います。 私が依存症になったものは、オンラインカジノです。 これは、今の主治医(依存症専門医)も、あまり関わったことがないと言われました。 想像しやすいように「ネット上の違法カジノ」とでも置き換えて考えてください。(海外の会場にネット経由で参加するので、法解釈としてはグレーなものになります。) なぜ、そんな一般的ではないギャンブルに、自分が手を出したかと言えば、「ネット広告でみた」ことがき

          ギャンブル依存症になるきっかけのネット広告

          先月カウンセリング受けて、少し上向きでしたが、その直後に結局些細なことで家族とケンカし、スマホを破壊 書こうと思っていたカウンセリングのこととか、投げ出しました Twitterで日常を呟くことはできていますがnoteに書けません 書きたいことはあります、アウトプットできません

          先月カウンセリング受けて、少し上向きでしたが、その直後に結局些細なことで家族とケンカし、スマホを破壊 書こうと思っていたカウンセリングのこととか、投げ出しました Twitterで日常を呟くことはできていますがnoteに書けません 書きたいことはあります、アウトプットできません

          昨日のカウンセリングで学んだこと 『怒りを無理してコントロールする努力をするよりも、怒りの一歩前にある感覚を癒す方がいい』 怒りは表面にでてきた感情で、その根源には、ストレス、疲労、寂しさといった感覚があるから、そちらへ目を向けて、自分の感覚を受け入れて癒すための行動をする

          昨日のカウンセリングで学んだこと 『怒りを無理してコントロールする努力をするよりも、怒りの一歩前にある感覚を癒す方がいい』 怒りは表面にでてきた感情で、その根源には、ストレス、疲労、寂しさといった感覚があるから、そちらへ目を向けて、自分の感覚を受け入れて癒すための行動をする

          カウンセリングにむけて、自分史まとめているけれど 履歴書みたいな時系列はかけた 後ろ向きエピソードは結構ある、前向きな話が全然ない あと、親や祖父母の年齢を気にしてなかったことを実感している

          カウンセリングにむけて、自分史まとめているけれど 履歴書みたいな時系列はかけた 後ろ向きエピソードは結構ある、前向きな話が全然ない あと、親や祖父母の年齢を気にしてなかったことを実感している

          競艇場近くで見つかった『名前のわからない死者』たち

          病院勤務だった母から聞かされた、ギャンブルで本当に人生そのものを終わらせてしまった人の話です。 昔、競艇がとても賑わっていたころ、 競艇場の近くでは、『人生をかけた勝負に負けた人』が、自らの人生に見切りをつけたとしか思えない遺体が見つかることがあったそうです。 死因は様々ですが、共通しているのが、「身元が分からない」ということ。 そういったご遺体が見つかると、警察から連絡が来て、病院に収容されます。 病院では、警察立ち合いのもとで、死亡確認と、身元がわかりそうな所持

          競艇場近くで見つかった『名前のわからない死者』たち

          依存症治療には「安心」が必要

          こんばんわ、黒カンです。 前回書いた記事で、goyaさんから、コメントいただいて、やりとりした中で気づいたことがありました。 依存症で患者側がパニックなときは、巻き込まれた側も患者と同様かそれ以上にパニックになっているということです。 依存症の側も、その家族も不安でおかしくなってくるんですね。 治療の入り口は、患者側も家族側も『安心感』を得る、もしくは、治療することで『安心できる未来』に近づけると思えることが必要なのだと思います。 (依存症になっている本人以外は「縁を

          依存症治療には「安心」が必要

          自分に存在意義を感じない日々

          こんばんわ、黒カンです。 自身の存在意義、持ってますか? 自分は、人の役に立ったと思えることはほとんどないに等しいです。 仕事や、人間関係のなかの役割で何かをこなしたことはあります。 それ以上は無いんですよ。 人間関係における『役割』以上のこと、って何だと思います。 「話していて楽しい」、「挨拶されてうれしい」、「相談に乗ってもらえる」、そんな感じのプラスのイメージです。 それが、自分には、全くない。 これまでの人生、期待された役割をこなしたら、ハイ、サヨウナ

          自分に存在意義を感じない日々

          ギャンブル嫌いのアラフォーだったはずが、気づけばギャンブル依存症で人生終わりかけていた

          こんばんわ、黒カンです。 今日は、自分が陥ったギャンブル依存症のことついて書きます。 自分は、もともとパチンコも、競馬も、競艇も、競輪も、ギャンブルはどれも嫌いです。 パチンコ屋は人生で3回しか入ったことありません。 まともにお金使ったのは1回だけ。あとはトイレ借りただけです。 うるさいうえにタバコ臭い、あの環境に丸一日いられる人の心境がわかりません。 競馬、競艇、競輪も、面白そうと思ったことはありません。 特に、競艇は嫌いです。 今はボートレースというのでしたか?

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          書こうと思ったら、考えすぎて書けなくなった

          こんばんわ、黒カンです。 note始めてみましたが、まったく記事が書けませんでした。 自分の黒歴史の内容を思い出して書くことはツライです。 本音をいえば、自分の依存症で失ったモノ、身内のガンの話、待合で見た聞いた話は、ネット上のウソ記事レべルとしか見られない気がして、書く意味もないんじゃないかと思ってます。 とはいえ、このまま黙っていても何もない、吐き出したところで誰かに文句を言われるわけでもない。 そもそも文句を言われているのは、現実の自分じゃない。 だから、書

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