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"ちっぽけ"でいいじゃないか。


一週間近く風邪に倒れ、ようやく徐々に調子が戻ってきました。

久々の更新だからなのか、いつもよりも少しキーボードを打つ手が遅い気がします。
緊張のような、そんな感じなのでしょう。


ふとんに潜りながら、私は仕事もせず寝ていました。
時々スマホを触ったり、少しお茶を飲みに体を起こしたり。

でも、体調が悪いのですぐに布団に潜る。の繰り返し。


普段なら、仕事が出来ない事への焦り、置いて行かれているような危機感を感じているようなものですが。
今回は全く、そんな感情は持ち合わせていませんでした。

代わりに感じていたことがひとつ。

それは、私が止まっていても、世界は止まらない。
ということ。


スマホを覗けば、次々に流れてくるニュースの数々。
それは私が布団に潜っていようがいまいが、気遣いもせずに舞い込んでくる。


マクロだから、かと思いきやミクロでも状況は同じ。
私が寝込んでいても、嫁さんはご飯を子供にあげなきゃいけない。
いつもと同じように起きて、いつもと同じルーティンを繰り返す。


あなたなんかいなくても、世界は回っているんだよ。
と言われているような感覚。


ちょっと孤独感を感じかけたけど、でもそれでいいのだと思った。
人一人が欠けても、日常はそんなに変わらない。

一時的な悲しみはあっても、必ず歯車は回り出す。
自分自身を重要な存在にする必要はきっとないんだ。
きっと私たちは、ちっぽけなままでいいんだ。


少しの私の行動が、誰かの幸せをお手伝いする。
ささいなありがとうが響き渡る。

世界をどうこうすることも出来ない、小さな、小さな幸せを生み出すために私たちはここにいるのかも知れない。


私がいなくても、あなたがいなくても、
世界はまったく困らない。

だけど、私の行動が、あなたの行動が、
まわりの誰かを幸せにしている。

それは紛れもなく、真実じゃないか。
だから世界を見上げて落ち込まなくていい、ただちっぽけに、

幸せを見つけていこう。



最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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