ゴールにたどり着かないから、楽しい
今日はくもり予報だったのに、晴れ晴れとした空が広がっていました。
上着がいらないくらい暖かくて、いつもより体が軽く感じる。
そんな日に、いい経験を得ました。
今日出会ったある患者さんは、どうやら心と体の両方に悩みを抱えているようでした。
繰り返す体調不良に疲れ切っているようで、様々な医療機関を渡り歩いているのが記録で伝わってくる。
何か私に出来ることはあるだろうか。
そんなことを考えながら調剤をしましたが、時間はお昼前の混雑時。
伝えたいことは沢山ありました。
でも、時間が足りない。
結果私は、想いを1%も伝えることが出来ませんでした。
noteで記事を残すようになってから、以前よりも想いを言葉にすることが、できるようになった気がしています。
だけど、まだ言葉が自分の中で暴れているような。
そんな感覚を感じるんです。
言葉を生み出すだけではなくて、その瞬間に当てはめていく。
伝えたいという自分の願望だけではなく、相手に伝わる言葉を伝える。
まだまだ、私は前に進んでいけることを知ったら、なんだか嬉しくなって、
自然と患者さんを呼ぶ声が大きくなりました。
自分は、まだまだだ。
そう思うことは、決してネガティブなことではないと感じます。
ゴールにたどり着かないことを、楽しむ。
まるで、空を見上げて、星に手が届かないことを楽しむように。
自分の物語がまだまだ続くって、知る事ができるから。
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