そして視界は色づく。
今まで気にもとめなかったことへ関心を寄せることは簡単なことではない。
ここ一年やってみて、痛感しました。
まるで絵画に興味がないのに、美術館へ来たような。
そんな感じでした。
どうしてこんなことを始めたのか、思い返してみれば些細な理由です。
私が身を置く医療介護業界でもがき苦しみながら働く人たちの力になりたいと思う自分がいて、でもいざ手を差しのばしても届かない。
私自身も苦しんでいたから、全力を出しても手が届くだけの力が残っていなかった。
それが悔しかった。
私に力がなければダメだ、もっと視野を広げて自分を研ぎ澄まそう。
この業界の全てを、一旦受け入れるくらいのつもりで。
そしてようやく、一歩踏み出せるところまで来れた気がします。
知らないことを知る度に、視界が色づいていく。
今まで見えなかったものが見えて、より多くの人に手を差し伸べることが出来る。
一人の人間ができる限りのことを、これからもやっていこうと思います。
私の人生は始まったばかり。
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