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【雑記_11】死ぬ気で頑張ったことがない人生


「いままで死ぬ気で頑張ったことはありますか?」と聞かれたとして、首を縦に振れない人間。それこそが私である。

例えば「部活」、例えば「勉強」、もしかしたら「ダイエット」とか「ゲーム」とか言う人もいるかもしれない。寝る間も惜しんで将来のため夢のため、はたまた自分が楽しむために全力を尽くす姿勢は、どんな目的のためであっても羨ましいなと思う。

死ぬ気でやらなくても、なんとなく生きてたら、なんとなく平均点は超えられてきた。勉強もスポーツも、アルバイトだって。

そしてそのまま大人になってしまった。

なってしまって何が良くないんだ?と思う方がいるかもしれないのだが、生まれてしまった悪癖がひとつ。


できるかどうか分からない未知の領域に、
挑戦することがとてつもなく怖いのである。


しかもそれが近しい人間の口コミすらなければ、更に恐怖感が増してしまう。
いまさらだけど、人生史に関わる大きな失敗をしたことがないからこそ、自分が失敗することが怖い。怖すぎる。

そうなると「いや、別に挑戦しなければいいじゃん」という腑抜けの声が聞こえてくるが、いかんせん負けず嫌いなわけで、挑戦しないという選択肢は絶対に選びたくない。


と、いうことで

今回挑戦してきたのが
「ヨガ(中級クラス)」である!


ヨガをはじめて早1年。通った回数数知れず。

しかしながら元来カラダが硬いことで有名な私は、なかなか初級クラスから脱せずにいた。(初級クラスに通う運動の苦手そうなマダムたちが、私に安心感と優越感を与えていたのだ)

中級クラスのコース名を見ては戦慄してしまう。

「美尻美脚ヨガ」「太陽礼拝+ワンチャレンジヨガ」「ボディメイクピラティス」

デトックスするために、
初心者向けのフローでアロマティックにストレッチしてリラックスしまくってる初級者の私からすれば、筋トレ感の強い名称の数々は眉を顰めるほどだった。

しかもぼっちで通っている女のため、用がなければ受付のお姉さんとも話さないし、無論ヨガ友なんていやしないから、中級がどのくらいハードなのかを知る術はない。


行くしかない。
いっかい行ってみるしかないのだ。


そうだ、今年の目標にだって「定期的に運動する」って書いたし。
1年通ってて何の成長が窺えないというのも癪である。

意を決して本日、定時退勤ダッシュを決めて中級クラス「免疫力アップヨガ」コースを受けてきた。
(名前がいちばん優しい気がした)


結果、



めっっっっっちゃきついけど、全然大丈夫だった。


未だ何も知り得ないものって、どうしてあんなに怖いんだろうね。いざ受けてみたら、脚は攣りそうになるわ、おしりが硬くてストレッチどころじゃないわ、ぜぇぜぇ呼吸するわで平気ではなかったけど、(私の安らぎマダム達もいないけど)レッスン自体にはついていけることがわかった。

しかも終わったあとの達成感が、初級と比較にならないくらい大きい…!


いやあ、挑戦したわたし、えらい。
湯船にちゃぽんと浸かりながら改めて今日を振り返る。

できるかわからなくて怖くても、これからも「挑戦すること」は続けていきたいし、何歳になっても「挑戦しつづける人」でいたいなあ。


まあ、上級クラスへの挑戦は
きっとまた1年後になるんだろうけど。
だってもう尻がいたいもの。明日はきっと筋肉痛だもの。


まあでも、焦らず、ゆっくり
自分のペースでまたがんばってみよ


m.


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